一昨日の土曜日に、フェルマーテが未勝利戦を見事に勝ち切ってくれました。
前走で勝ち上がれる能力は備えていることを確信していましたが、それでも残り期間が短いことを心配していましたが、その心配は杞憂に終わりホッとしています。
個人的には G1 サラブレッドクラブでの中央初勝利でもありますので、とても嬉しい勝利でした。
これで 3 歳世代は 2 頭とも勝ち上がることが出来て、未勝利引退を逃れました。
どちらの馬も、まだまだこれからの馬という印象が強いので、今後がとても楽しみです。
パドックでのフェルマーテは、前走のように動きが小さいということもなく、滑らかでフェルマーテらしい動きを披露していました。
厩務員さんに甘えるような仕草をしている時は仕方ありませんが、そうでない場合はしっかりと動けていました。
この滑らかな動きは 1 歳の募集馬見学ツアーの頃からのものであり、その時と同じように歩けている時点でそう簡単に負けるとは思えませんでしたし、道中スムーズなら突き抜けてもおかしくないと考えながらスタートを待ちました。
道中は行きたがる面も多少見せていましたが、パトロールビデオを見る限りほんの少しの間でしたが馬の後ろにいれたら落ち着いた感じでしたので、この一瞬馬の後ろにつけたことがファインプレーだったかもしれません。
直線は残り 1 ハロンから力強く抜け出してくれましたが、ラップタイムを見る限り他の馬がバテたということのようですが、それでも 13 秒台まで落とさずに走れたのはフェルマーテだけということになりますので、非常に良い内容で勝ち切ってくれたと思います。
この後は続戦も視野に入れつつレース後の様子を見るということですので、明後日水曜日のレポートで方針が見えてくることでしょう。
続戦するにしても、一度短期放牧を挟むにしても、次のレースが楽しみです。