※ 今後に向けての自分に対する記録としても書いていますので、少々長文になります。ご容赦ください。

 

先週は宝塚記念のことで頭がいっぱいでしたので、募集馬見学ツアーがなかった年にどのように選んだかを総括として記します。

昨日クラブは臨時休業で募集馬の出資割り当てをしているはずですので、タイミングとしてもちょうどいいかなと思います。

 

今年の出資に関しての基本的な考え方として、募集馬見学ツアーがなくツアーに行った人と行けなかった人の差がない、全員フラットな状況での出資になりますので、ここで良い馬を見つけられるかどうかを試すことにしました。

今まで自分はツアーに行けていた、恵まれている部類に入る状況下で出資馬を選んでいましたので、それは確かにツアーに行ってない人よりは走る馬に出資していても当然だったのかもしれないという思いからです。

それ故に、今年走る馬を選べるかどうかを挑戦する必要があると決断するに至りました。

 

ちなみにこの考えに行き着く間に決め手のひとつになったのは、クラブの仲の良い方と申し込み期間中に少し話をすることが出来た際、これは自分の勘でしかないのですが、どうも来年以降もツアーをやらなくてもいいように思っている感じを受けたからです。

ツアーをやらなくても例年と同じように申し込みが来るのであれば、大変な準備を必要とするツアーをやらなくても・・・ということを考えているような気がしたので、来年以降ツアーがないという状況も想定して対応していかなければと思いました。

ただし、これはあくまでも自分の勝手な想像であることを記しておきます。

 

それでは申し込んだ馬の決定プロセスを書いていきますが、まず 15 日の最新動画がアップさせるまでは、カタログや DVD 動画から判断して、サンデーの方は 164 ディオジェーヌの 19 でほぼ決定していました。

最新動画でも、どうせ自分の気に入る歩様をしているだろうから、最後の確認として見ようと考えているような状況だったのです。

ところが、最新動画を見て出資候補から完全に外す決意を固めることとなりました。

この馬は後脚を踏み込む度にトモが上下動するタイプで、DVD 動画ではそれが良い点として捉えていたのですが、最新動画では無駄な動きに見えました。

それと、前後の脚運びが腰を中心として連動しているのはしているのですが、どうもその連動がいまいち噛み合ってないような気がして、例えばレースに出走した際に最後の直線でギアを上げた時にバタバタと走る馬というのをたまに見受けられますが、そんな感じになりそうなイメージを持ってしまいました。

その為、出資候補から除外しています。

 

ただ、ほぼ 164 で決まりだと考えていたので、ここからが困りました。

一口 100 万円以下の牡馬の最新動画を全部見ましたが、これだという決め手があるピンとくる馬はいません。

そこで去年牡馬だったので牝馬にしても良いかと、これまた 100 万円以下の最新動画を見ましたが、またしても出資したくなるような馬がいませんでした。

救いだったのは、白老ファームイヤリングの馬がまだ最新動画をアップしていなかったことです。

 

一度サンデーの方から離れますが、この時点で G1 の方は 34 スキャットレディビーダンシングの 19 か 28 シーティスの 19 の 2 択に絞られていました。

34 が悪いわけではなく、28 の最新動画を確認してから決断しようという状況でした。

次の日の 16 日に白老ファームイヤリングに繋養されている募集馬の最新動画がアップされましたので、早速 28 の最新動画を確認し、28 シーティスの 19 に申し込むことを決めました。

 

頭の中で引っかかっていたのは、自分はハーツクライ産駒の見極めが上手くないということです。

当然今まででもハーツクライ産駒で良いと思った馬はいますが、その馬達があまり良い活躍をしていないことが多く、ハーツクライ産駒はなるべく避けた方が良いという思いはずっと持っていました。

そんな中、21 日に新馬戦のパドックを見て、サトノアイという馬を気に入りました。

ハーツクライ産駒の牝馬なのですが、とても良い歩様をしていたので、この馬がしっかりと勝ち切るようであれば、玉砕覚悟で 34 に変更するのもアリだなと密かに考えていたのですが、結果はご存知の通り 5 着とはいえ完敗の内容でした。

もうこれで思い残すことはないので、28 シーティスの 19 だけの申し込みのまま G1 は確定しました。

 

それではサンデーの方に戻りますが、白老ファームイヤリング繋養馬の最新動画がアップされてから順番に見ていっていました。

牡馬を見終わって、牝馬を見ていた時に出会いました。

見ていたのは 157 リリウムの 19 の最新動画なのですが、2 頭で歩いているシーンの後ろを歩いている馬に衝撃を受けました。

その馬が 165 キャットコインの 19 です。

どこが良かったのかは申し込み完了の際のブログに書いてありますので、ここでは省きます。

牝馬で結果を出している松永幹夫厩舎予定であるのも良いですし、現時点でのサイズは小さめですがここから大きくなっていってくれるか、どのくらい成長してくれるのかを見ていきたいと思いました。

 

考えてみれば、今自分が出資していて頑張ってくれている馬達は、すべてがその馬を見ていて良いなと思ったのではなく、他の馬を見ていて一緒に周回している馬を良いなと思い、この馬はなんだ???と確認することから始まっていますので、そういう意味では 165 キャットコインの 19 に対する選び方はごくごく自然な感じだなと嬉しくなりました。

 

幸いにも最終中間発表でもそれほど上位に来ていませんので、最後に突風が吹かなければ出資することが出来ていると思われます。

おそらく牡馬牝馬 1 頭ずつ出資ということに今年はなるはずですので、この 2 頭が順調に成長し、競馬場で走る姿を楽しみにしています。

偶然にも白老ファームイヤリング繋養の 2 頭となりましたが、おそらく白老ファームイヤリングに繋養されている間に牧場へ会いに行くことはできないでしょうから、馴致及び育成厩舎に移動してからでも牧場見学が再開となれば会いに行きたいです。