価格に関しては今週の水曜日に発表ということですので、現在は東西分けのみの段階ですが、血統からどうなのかを判断することはできます。
個人的に血統で判断するのは出資候補馬を決定した後、その候補馬があまりにも血が濃いクロスを持っているかどうかやクロスの血の配置を確認するくらいで、それほど重要なファクターにはしていません。
しかしながら、今は時間がありますので、興味がある牡馬を血統だけで確認していました。
今年は募集馬見学ツアーが中止となり、パドック周回で全馬の歩様を確認することができません。
自分はカタログを郵送で受け取るのは止めましたが、カタログと一緒に同梱されている DVD で歩様を確認することはできると思われるかもしれませんが、競馬場のパドック周回と同じく右もしくは左に向かって歩いている時の歩様で判断するスタイルですので、たった 5 秒あるかないかの動画で判断するというのは厳しいです。
これがもう少し長い時間歩いていてくれるか、もしくは左から右に向かって歩くだけでなく、右から左に向かって歩く映像などもあれば判断する材料としては役立ちますが、現在の募集時動画では難しいです。
募集馬見学ツアーが中止となった代わりの判断材料を提供してくれるとクラブからアナウンスは出ていますが、それが周回展示のような動画であることを願っています。
さて、その血統で確認した興味が沸いた馬がどの馬なのかということなのですが、去年までもそれで良さそうと思っていてもカタログの立ち姿や周回展示での動きを確認すると、候補から完全に外れるということが多々ありますので、現時点でどの馬かというのは言いません。
ただ、種牡馬としてイスラボニータ産駒には血統やその他の要因から興味が沸いていますので、その中から選ぶ可能性はあります。
このイスラボニータに関しては、募集馬見学ツアーでの募集時の歩様というか様子をかなりはっきりと覚えています。
イスラボニータはラピダメンテと一緒に歩いていまして、自分はラピダメンテを友人に勧めようとしていたために入念にチェックしていました。
ところが、どう見てもイスラボニータの方が動きが良く、猫のようなと言ったらおかしいのかもしれませんが、ネコ科の動物のようなしなやかさを兼ね備えた凄く良い歩き方をしていた馬なのです。
ラピダメンテ自体も良い動きをしている馬でしたので、友人に勧めはしましたが、自分はイスラボニータがかなり気に入っていました。
でも今更フジキセキ産駒に出資するのかや、厩舎がちゃんと育てられるとはあまり考えられないという馬個体ではなく外的要因から出資候補から外してしまいました。
結局その年に出資した馬はエポカドラダという馬なのですが、その馬は高熱による病気で 2 歳の 5 月に急死してしまい、一度も走ることはありませんでしたが、仮にもし元気に走っていたとしてもイスラボニータを超える成績を残せたとは思えません。
ダートの中距離狙いでしたので、それなりの成績は残せて楽しめたかなとは考えられますが、イスラボニータのように G1 戦線で戦える馬にはなってないような気がします。
このような経緯がありましたので、イスラボニータはずっと応援していました。
競馬場のパドックで見る姿も、調子が良さそうな時はかなり良い歩様で歩く馬でした。
これが遺伝して仔に伝わるのであれば、良い成績を刻む産駒が出てきてもおかしくないはずで、自分はその可能性は結構あるのではないかと考えています。
少し長くなってしまいましたので、今回はこれで終了として、また募集馬見学ツアーの代わりとなる判断材料などが判明した後に、今年の募集に関しての話を書きたいと思います。