馬体重が -12kg だったので、高柳調教師が減って欲しくないと言っていた以上に輸送で減ってしまったのだなと解釈していました。
ただ、パドック映像でシーアフェアリーを確認したところ、確かに細いのは細いですが動きは中央で出走したレースの中で一番と思えるほどしっかりと歩けていましたので、見所くらいはあるのではないかと考えていました。

スタートをしっかりと出て、先団の後ろで折り合いをつけているのは良いなと思えましたし、ついていけないということもなかったので、後はごちゃごちゃしなければと考えながらレースを見ていましたが、案の定 3 コーナーからごちゃごちゃしてしまい、位置取りが悪くなっていくという悪循環でした。
それでも、直線ズルズルと後退することなく、最後まで走り切ってくれたことは今後に繋がると思われます。

レース後荻野騎手は、芝の方が良いかもというコメントを残しており、自分も中央なら芝の方が走りやすいかもなと思えたりしましたので、馬体重が減っていることから一度吉澤ステーブルに放牧に出るでしょうが、次のレースは芝を選択してくれたら良いなという感じです。

阪神や中京のように直線で坂がある競馬場だと厳しいかもしれませんので、新潟や小倉の 1600m や 1800m に出走するというのが良いような気がします。
焦る必要はありませんので、1 ~ 2 ヶ月程度吉澤ステーブルで馬体重を増やすように努めてもらって、次走は +10kg 以上で出走できるように願いたいところです。

手放しにこれから先前途洋々という復帰戦だったわけではありませんが、暗雲が立ち込めるような復帰戦でもありませんでしたので、これから先どこまで成長できるかですが末永く見守っていきたいです。