馬体重がプラス 10kg だった時点で、仕上がりが素晴らしいものであることを確信していました。
それを証明するかのように、パドックでは素晴らしい馬体といつも通りの見事な歩様を見せてくれていました。

末脚がしっかりしている馬ですので、先団より中団から運んで欲しいと考えていましたが、その通りにしてくれたモレイラ騎手は流石です。
モレイラ騎手は、騎乗馬の VTR をかなりしっかりとチェックしているようであることを、先週の競馬後の各馬に対するコメントで分かっていましたので、ソーグリッタリングのこともしっかりとチェックしてくれていたようです。
4 コーナーを回った時点で、ソラさえ使わなければ勝てると思いましたが、レース後のモレイラ騎手のコメントにもあったように、今日は最後まで集中を切らさずに走ってくれたおかげで勝ってくれました。

モレイラ騎手は手応えが良すぎてイメージより早く抜け出してしまったということも言っていましたが、それもそのはずで、レースラップが 10.9 秒のところを先頭から 3 馬身は後ろだったのに、一瞬のうちに先頭に並びかけてしまった訳ですので、ソーグリッタリング自身は 10 秒台中盤くらいで走っていると思われます。
このトップスピードが速いというのは、今後オープンクラスで戦って行くにあたって、かなりの武器になってくれるはずです。

次走に関してはレース後の状態を見てからとのことですが、マイルを継続するならキャピタルステークスが第 1 候補な気がします。
その後に京都金杯に出走するというローテはどうかなと考えているのですが、果たして池江調教師がどのような判断をしてくださるのか、まずは水曜日の更新を楽しみに待ちたいです。