おそらくシーアフェアリーは、これで引退だと思われます。
昨日のレースは消化不良のような感じになってしまいましたが、それもこの馬の実力の内です。
このレースでどんなことがあったとしても、デビュー以来一番良い状態で送り出してくれていることを理解していましたので、すべて受け入れることを決めていました。
シーアフェアリーに出資するために G1 サラブレッドクラブに入会しましたが、良かったなと思うことは厩舎に在厩している時は常に、調教師か助手のコメントをレポートに載せてくれることです。
社台・サンデーでは調教師や助手のコメントが載るなんて滅多にありませんので、これには感激しました。
そのことで、矢作厩舎のみなさんがシーアフェアリーを決して力がないと考えていないことも良く分かっていましたので、残念ながら未勝利を勝ちあがることはできませんでしたが、もうこれで十分です。
G1 サラブレッドクラブでの初勝利は、カルマートの 17 に託すことにします。
シーアフェアリーの募集時はまだソーグリッタリングがデビューしていないため、ソーグリッタリングの時の馬選びの見方が正しいのかどうかが分かっていませんでした。
そのため、少々昔よりの馬選びをしたことは自分が一番良く分かっていますし、それでも走ると考えたことが失敗の元であったのも今現在は理解しています。
昨日見事にデビュー戦を勝利で飾ったクロノジェネシスの募集時には、すでにソーグリッタリングが 2 勝しており、レース内容も良く、この先も順調に勝ち星を積み重ねてくれるだろうことはある程度分かっていましたので、ソーグリッタリングの時の馬選びの見方は間違っていないと判断し、クロノジェネシスに出資することに決めていました。
いきなり素晴らしい結果が出て自分自身が少々ビックリしていますが、速くて力がある馬だということは分かりましたので、今後がとても楽しみです。
シーアフェアリーの成績自体は残念でしたが、それでもこの馬に出資したことで今後の馬選びには迷いがなくなりましたし、決して悪いことばかりではありませんでした。
そしてそのことをクッカーニャの 17 とカルマートの 17 が証明してくれるはずです。
まさかこれで、地方からの再転入を目指すなんてことにはならないでしょうけれども、仮にそうなったとしたら地方で勝ち上がれる力があるかどうかはまだ分かりませんので、最後まで見届けたいと思います。