今日は自分の出資馬ではない馬のことを書きます。
といっても、全くの無関係という訳ではありません。
出資馬の半妹だからです。

このマジックリアリズムは、去年の募集馬見学ツアーでは豪雨によりパドック周回で歩いてるところを見られなかった馬でした。
それゆえに、出資候補から完全に外れていたのは言うまでもありません。
ただデビュー前の評判が良さそうだったので、どういう馬なのかとデビュー戦のパドックに注目していました。
そして、パドック映像を見てビックリさせられました。

非常に素晴らしい動きをしており、グリッタのデビュー戦と比べると馬がしっかりしていて、緩さがなくしなやかでありながら力強さもあるという理想的な歩様をしていました。
デビュー戦のパドックとしてはかなりハイレベルな馬で、募集馬見学ツアーで歩様が確認できなかったことをとても残念に思いました。
グリッタは今ようやく成長のピークを迎えようとしている馬ですが、マジックリアリズムは緩さがない分それよりも完成が早いと考えられますので、3 歳の頃にピークが来そうです。
一番心配なのは馬体重がそれほどないことですが、そこは牝馬ですからあまり心配しても仕方のないことではあります。

レースを見る前に、残念だなと思ったのが福島 1800m でデビューしたことです。
レース後のクラブのレポートで尾関調教師が「結果として広いコースの方が良かったのかもしれない」と言っていましたが、おそらくその通りで新潟でデビューしていれば負けなかったのではなないでしょうか。
スケールの大きい馬ですから、小回りの器用さを求められるコースではない方が良かった感じがしました。

暑い中で走っていますので、連戦ができるのかは分かりかねますが、できるのであればすぐに勝てることでしょう。
今後がとても楽しみな馬です。