スマホでパドックとレースを確認しましたが、家に帰ってから再度じっくりと両方確認しました。
1 日中降り続いた雨の影響で、馬場に水が浮いているような不良馬場の中でも不良というような状態だったと思われます。

パドックでは連動性と柔らか味と力強さを併せ持った、素晴らしい動きを披露していました。
10 日前入厩でここまでの状態で出てこれたというのは、外厩先で使用していたインディバのおかげかもしれません。

太宰騎手のコメント通り、道中は文句なく良かったです。
直線でもノメりながらもしっかりと脚を繰り出して、前を捉えた辺りは強い馬であることを再度実感させてくれるものでした。
残り 150m くらいのところで抜け出してしまった時には、あぁちょっと早すぎるなぁ・・・という思いで見ていましたが、案の定差されてしまいました。

追い切りに乗ったことで、太宰騎手は抜け出すとソラを使うことを分かっていたようです。
これは個人的な推測ですが、ソラを使う程度が太宰騎手の思っていた感覚より影響が大きかったのではないでしょうか。
ここまで失速するんだというのを、しまったと感じながら最後差されていくのを見ていたような気がします。
テン乗りであるがゆえに、仕方のない部分であったでしょう。
決して勝ち馬のハンデがソーグリッタリングより 1kg 軽かったことが敗因ではないと思われます。

このソラを使ってしまうという点ですが、矯正できるのであればもちろんして欲しいところですが、この馬の個性でもありますので、無理に矯正しようとして競走能力が落ちてしまうのであれば、騎手が理解して乗るしかないのではないかと改めて感じました。

今回のレースは、このような不良馬場でも走れることが分かっただけでも収穫でした。
本当に良く頑張ってくれました。
まだ稍重の滑るような感じの馬場はまだ分かりませんが、重以上の下が完全にぬかるんでいる馬場状態でも我慢して走れるのは、今後雨が降りそうだった時でも怖くないですので良いことです。

この馬場で走ったことで、疲労度がいつもより高い可能性がありますので、次走はまた間隔を空けるかもしれません。
それほどでもなければ、降級して去年走った小豆島特別に 2 年連続で出走する可能性が高いような気がします。
まずは、水曜日の定期レポートで疲労度や次走予定が出るかどうかなどを確認したいと思います。