なんと言っても、今回驚くべきことに雨が凄かったので、社台ファームは周回展示を行わないという決断を下されました。
そのため、動きの確認ができませんでしたので、社台ファーム生産馬は全スルーです。
どんなに良い馬がいたとしても、動きの確認ができてませんので、出資候補にはなりません。
社台ファームの展示時間はバスの中でのんびりしていました。
1 日ツアーに来たわけではないので、その場で少し歩いてくれたとしても、なんの比較にもならないのです。
その後の追分ファームは雨がかなり降っていましたが、周回展示を行ってくれました。
これは大変ありがたかったです。
周回展示さえ行ってくれるなら、たとえどんな悪天候でも最後までしっかりとチェックします。
2 日目は多少雨が降った時間もありましたが、基本的には問題ない天気でしたので、しっかりと動きの確認ができました。
全体的な感想としては、牡馬よりも牝馬の方が良い馬が多いような気がします。
募集価格が手が届く届かないは別として、活躍してくれそうな良く見えた馬を少し挙げたいと思います。
159 ミュージカルウェイの 16
なんと言っても動きの質が素晴らしく、この馬が走らなかったらオルフェーヴル産駒の未来も暗いのではないかと思わされた馬です。
それだけに、良いと思った方もたくさんいるでしょうし、出資候補にしている方もたくさんいるでしょうけれども、その期待には応えてくれるだけの馬であるはずです。
149 オーサムフェザーの 16
この馬を見た時に感じたことは「関東のディープ牝馬はなんだったんだ?」ということです。
それだけレベルが違うと感じられた素晴らしい馬でした。
ディープインパクト産駒で牝馬が欲しい方は、是非この馬を候補にしていただきたいです。
165 インダクティの 16
ロードカナロア産駒で牡馬ならば、この馬が良いような気がします。
ロードカナロア産駒は動きが良い馬が多いですが、その中でも目立つ動きをしていました。
距離的にもマイルまでという感じには見えないので、どのような馬に成長してくれるのか楽しみです。
74 グァンタナメラの 16
追分ファームの中では一番質の良い動きをしていたと感じられた馬です。
しかしながら、個人的には預託予定厩舎をあまり信用していないので、自分の出資候補には至らない馬です。
ただ、その辺りの事が問題にならないようであれば、比較的安価な牡馬ですし十分に楽しめる馬だと思われます。
87 メモリアルサマーの 16
この馬は 2 歳戦で楽しめなければ終了かもしれませんが、その 2 歳の夏に無事デビューできたならば、3 歳の春頃までは凄く楽しめる馬になれる素質はある気がします。
とても良い動きをしていますので、大きなケガさえなければ早い時期に楽しめる馬として、第 3 希望などで確保しておくというのも戦略としては良いのではないでしょうか。
比較的安価な馬も交えて、バラエティに富んだ 5 頭を挙げてみました。
この他にも出資したら楽しめそうな馬はかなりいますが、全部書くのは大変ですので、ここまでにしておきます。
ちなみに自分で出資したいと思える馬はいないことはないのですが、今年はやめておこうかなと今はそう考えています。