福島の荒れた重馬場でもしっかりと走れていましたし、メンバー中最速タイの上がり 3 ハロンですし、ブレイクザポケットとしては良い走りをしてくれました。
勝てなかった理由は、この馬場ではトップスピードまで到達しないということなのだと思われますが、内の 2 頭がしぶとかったのも事実ですので、しかたがないです。

初騎乗だった柴山騎手ですが、スタートから最後の直線に向くまでのハンドリングは素晴らしかったです。
ブレイクザポケットは、新潟の時のように自分から勝ちに行くと最後甘くなるタイプの馬である可能性がありましたが、このレースでそうではないことが判明しました。
あるいは馬が成長して、直線まで脚を溜めるではなく、早めに動いて勝ちに行っても最後までしっかり走りきることが出来るようになったのかもしれません。

まだまだ成長途上の先のある馬ですので、現時点ではフェルメッツァの方が力が上であることも事実ですし、ブレイクザポケットのペースで成長していってくれたら良いなと思っています。

さて、もう 1 頭入厩しているレネレイドですが、入厩して 1 週間も経たない 13 日にゲート試験に合格しておりました。
これは自分の出資馬として最速の記録ですが、すべての馬で見てもかなり早いのではないでしょうか。

ただ、美浦トレセンの環境に慣れなくて飼葉を食べないらしく、馬体重が 420kg まで減ってしまったとのことで、今週中に NF 天栄に放牧に出るそうです。
ゲート試験は合格してますし、レネレイドも焦る必要はありませんので、少しずつトレセンの環境に慣れていって欲しいです。