21 日の中山 12R に出走したブレイクザポケットは 3 着でした。
パドックの雰囲気は大変良く、返し馬の動きもスムーズで、後は直線で前が塞がることだけが心配でした。
前走のように勝ちに行く競馬をすると、しまいが甘くなるというのは蛯名騎手の頭の中にもあったようで、脚を溜めての直線勝負というのは良かったと思います。
1800m も走りやすそうな感じがしました。
レースとしては、4 コーナーで蛯名騎手が内を突くという前が塞がることを怖れずにギャンブルしたことが功を奏して、凄い脚を使ってましたが、最後前 2 頭の間が狭かったことで馬がブレーキをかけてしまった分、勝つまでには至りませんでした。
おそらくですが、今まで道中後ろから進めていたレースと異なり、今回は脚を溜めることを意識して後ろからの競馬を選択したような気がします。
そのため、萩原調教師も今回の経験が今後につながるということをコメントしているのだと思われます。
その今後に活躍する馬になるためには、やはり馬体的な成長が不可欠であり、それゆえに 23 日に NF 天栄に放牧に出ました。
続戦しようと思えばできたのでしょうが、今は続戦するより成長を促す方を選んだということでしょう。
個人的に 2 年後の 5 歳になってからがブレイクザポケットの本領発揮になるという考えを持っていますので、同じ出資者の中にはこの戦績にイライラされている方もいるでしょうけれども、暖かい目で見守っていて欲しいなと思います。