一瞬勝てるかと思った場面もありましたが、内から並びかけてもカメラアングルの関係で外の馬の方が前にいるという事実もありまして、3 着に負けてしまいました。
馬券的に単勝で儲けることはできませんでしたが、複勝で損はしなかったので良しとしなければいけません。

マイナス体重だったのが驚きでしたが、パドックでの映像を見る限りは細いということはなさそうだったので、出来が悪かったというわけではないでしょう。

レースでは蛯名騎手が先を見据えて乗ってくれました。
これは本当にありがたいことです。
このレースでひとつでも上の着順を目指す為に強引に追ったり、無理やり走らせることをせずに、馬の成長に見合った騎乗をしてくださったことに感謝しています。

個人的にブレイクザポケットという馬は、ムチを連発されるのを嫌がって最後に失速しているのではないかと考えています。
そのため、このレースはノーステッキでもかまわないとも思っていましたが、その点についても蛯名騎手はある一定の答えを導き出してくださいました。

昨日のレースではムチを 3 回使用しています。
1 度目のムチと 2度目のムチは嫌がってません、むしろ 2 度目のムチに応えてスピードを上げているように見えます。
この 1 度目と 2 度目のムチの間は約 4 秒間空いています。
しかし、2 度目と 3 度目のムチの間は約 2.5 秒程度です。
この 3 度目のムチを少し嫌がったような気がします。そのムチの後スピードが若干落ちたので、蛯名騎手は無理に追わなかったのではないかと思われます。
もし 3 度目のムチに応えていたなら、蛯名騎手はゴール前で頻繁に見せるエビダンスと俗に言われている追い方をして、もっと際どい勝負になっていたでしょう。

2 度目と 3 度目も連発しているわけではないので、前走と新馬戦のようによれて失速してはいませんが、ある程度間隔を空けてムチを使用しないといけない馬なのかもしれない(現時点ではですが)可能性はあると考えられます。
その証拠というわけではないですが、2 戦目は確かに絶望的な位置から追い出しているのでムチどころではなかったのかもしれないですが、ノーステッキで最後まで素晴らしい脚を使っています。

おそらく蛯名騎手も前走の経験から、あまりムチを頻繁に使用しない方が良いということを念頭に騎乗してくださったのではないでしょうか。

パドックでの歩様から後脚の踏込が頼りないと感じましたが、蛯名騎手もトモの力がまだしっかりしていないとコメントされてますので、その辺りがしっかりしてくればもっと良いレースができるようになると思います。
そんなに遅生まれではないので晩成ではないはずですが、少しずつでも成長して良い馬になってくれることを期待しています。