レオパの闇、さらに・・・ | 一級建築士 増山大

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不動産投資業界33年の一級建築士。アパート設計200棟、賃貸住宅管理2000棟の経験から、あなたを幸せに導きます。

一級建築士・増山大

 

 

 

こんにちは。

ホームレス建築士の増山です。

 

 

 

今回は、

 

「レオパレス 新たな施工不良発覚!

 

をお伝えします。

 

 

 

※動画はこちらになります

 

 

 

 

 

レオパレスアパート施工不良問題が

 

まだまだ尾を引いています。

 

 

 

 

レオパレスは自社設計し、

 

他社工務店が施工した

 

766棟のアパートでも

 

施工不良が見つかった

 

と発表しました。

 

 

 

 

新たに施工不良が見つかった物件は、

 

1983年から1990年頃までに建てた

 

アパートが中心です。

 

 

 

 

天井裏を仕切る壁が設置されていなかったり、

 

延焼を防ぐ部材がなかったり、

 

複数の仕様で不良が見つかりました。

 

 

 

 

ちなみに、今回施工不良が発覚した物件の

 

所在地や施工業者については

 

明らかにされていません。

 

 

 

 

レオパレスの発表によると、

 

このような他社工務店施工の4745棟のうち、

 

6/17時点で869棟の調査が終わったよう

 

なのですが、その中の約9割の766棟に

 

不備が見つかりました。

 

 

 

 

どうやら発注を受けた工務店が

 

設計図通りに施工しなかった上に、

 

レオパレス側も監理監督を怠っていたため、

 

施工不良があったまま物件を

 

竣工し販売させたようです。

 

 

 

 

レオパレスとしては、設計図通りに

 

施工しなかった工務店が悪いという

 

言い分を通したいのでしょうが、

 

これまでの経緯を見ても苦しい言い訳と

 

されてもやむを得ないでしょう。

 

 

 

 

レオパレス側が監理監督をきちんと

 

していたら施工不良を未然に防げた

 

はずですから、やはり販売した会社として

 

責任を持った対応をすべきかと思いますが、

 

レオパレスとしては補修工事は

 

行わないとしています。

 

 

 

 

外部の弁護士による調査委員会に

 

原因の究明を依頼していて、来7月下旬を

 

めどに役員の責任や再発防止策を盛り込んだ

 

最終報告を取りまとめるということです。

 

 

 

 

そのほかにも、611日の情報で、

 

自社施工したアパートのうち新しく

 

1138棟で不備が見つかったことが

 

発覚しています。

 

 

 

 

4月末時点では施工不良物件が

 

1万5628棟だったものが、5月末時点で

 

16766棟まで増加しているのです。

 

おそらくこれからも施工不良物件は

 

でてくるでしょう。

 

 

 

 

レオパレスは国土交通省から10月までに

 

改修工事が完了するように指示

 

されていますが、実現はかなり

 

不透明になってきました。

 

 

 

 

レオパレスとしては経営の立て直しが

 

必要ですから、問題を早く収束させたいはずです。

 

しかし、目の前の改修工事を進めるだけで

 

解決する問題ではありません。

 

 

 

 

オーナー・入居者・従業員に対する

 

対応についてなど、まだまだ

 

やるべきことは山積みです。

 

 

 

 

レオパレスにとってはこれからが大変しょうが、

 

まずは施工不良問題に対してこれまで

 

以上に誠実な対応をとり、問題の早期収束に

 

努めてもらいたいと思います。

 

 

 

以上、解説いたしました。

 

 

 

動画はこちらになります

 

 

 

 

 

ではまた。

 

ホームレス建築士 増山大

 

 

 

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