建築士の増山です。
不動産投資をするにあたって、
「どこの金融機関がオススメですか?」
よく質問を受けます。
信金信組がオススメです。
と最近はお答えしているのですが、
最近オリックス銀行の不動産ローンについて、
今回の動画でお伝えしようと思います。
不動産融資が厳しい冬ですがそんな中、
オリックス銀行が期間45年の不動産投資ローンを出している、
と言うので、その情報をリサーチしてみました。
これはどうやら事実のようですが、
■対象
・ワンルーム(単身用18~40平米未満)の購入と借り換え
・完済年齢85歳未満
・融資期間耐用年数以内かつ39歳以下であれば45年融資可能
・耐用年数以内→築2年までのRCだと45年融資
と言う、パッケージ商品、のようです。
最長30年、35年を10年以上も上回る超長期のローンで、
横並びの金融業界でも突出して見えます。
スルガ問題から他行が不動産融資を絞る一方、
オリックス銀行は、差別化して顧客獲得を頑張っているようです。
西武信金が一時期、築30年越えの都心物件に45年融資をやっていましたが、
これはおそらく個々の物件を不動産鑑定し、
最長70年から経過年数を引いていた、
と思われます。聞いている中では77年という物件もありました。
ちなみに、UR賃貸は国からお金を借りて賃貸住宅を建設しますが、
70年融資です 金利ゼロ、の資金もあります 笑
根拠は35年の2倍だそうです 笑
■「1棟買い」から「まとめ買い」へ
45年融資商品のほか、投資マンションローンとして
2〜3%の金利で融資している。
提携している不動産会社の顧客に対して融資を行っているようで、
大々的な宣伝活動は控えて口コミだけで、集客出来ているようだ。
オリックス銀行は市場をよく見ているな、
需要があるところにピンポイントで商品を投入してきたな、
と感心しました。
ワンルーム市場は1棟買いは、
最近、2割の頭金が必要になり手がでにくい一方、
30代の富裕層でワンルームを4~7戸まとめ買いする人は増えているようです。
45年ローンの最大のメリットは返済期間が長くなる分、
毎月の返済額を低く抑えられる点です。
例えば、3000万を金利2%で借りた場合
35年→ 月12万 総額4050万
45年→ 月10.5万 総額4350万
となる計算だ。
スルガ問題で銀行が一斉に不動産融資を締め付けたが、
ワンルーム融資も以前に比べれば金融機関は及び腰になっているようだ。
こうしたなかでオリックス銀が45年ローンを導入したのは
「オリックスグループが持つ豊富なデータをもとに
シミュレーションして45年でも貸し倒れのリスクが少ないと
判断したのではないか」と思われるます。
分類としてはネット銀行にあたり、
都市銀行や大手地方銀行と比べると、
審査は比較的緩い印象を受けます。
対象エリアは原則的に
「首都圏」「近畿圏」「名古屋市」「福岡市」
の主要都市のみといっていますが、
札幌・仙台・北関東・東海圏のアパート(一棟)に限って、
取り扱いできる場合もあるようです。
以上、解説いたしました。
今後も、話題の不動産に関わる情報
を世界一わかりやすく解説していきますので、
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ではまた
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