最近の不動産融資について | 一級建築士 増山大

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不動産投資業界33年の一級建築士。アパート設計200棟、賃貸住宅管理2000棟の経験から、あなたを幸せに導きます。

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建築士の増山です。

 

不動産投資をするにあたって、

「どこの金融機関がオススメですか?」

 

よく質問を受けます。

信金信組がオススメです。

と最近はお答えしているのですが、

最近オリックス銀行の不動産ローンについて、

今回の動画でお伝えしようと思います。

 

 

不動産融資が厳しい冬ですがそんな中、

オリックス銀行が期間45年の不動産投資ローンを出している、

と言うので、その情報をリサーチしてみました。

これはどうやら事実のようですが、

 

■対象

 

ワンルーム(単身用18~40平米未満)の購入と借り換え

・完済年齢85歳未満

・融資期間耐用年数以内かつ39歳以下であれば45年融資可能

・耐用年数以内→築2年までのRCだと45年融資

 

と言う、パッケージ商品、のようです。

 

最長30年、35年を10年以上も上回る超長期のローンで、

横並びの金融業界でも突出して見えます。

 

スルガ問題から他行が不動産融資を絞る一方、

オリックス銀行は、差別化して顧客獲得を頑張っているようです。

 

西武信金が一時期、築30年越えの都心物件に45年融資をやっていましたが、

これはおそらく個々の物件を不動産鑑定し、

最長70年から経過年数を引いていた、

と思われます。聞いている中では77年という物件もありました。

 

ちなみに、UR賃貸は国からお金を借りて賃貸住宅を建設しますが、

70年融資です   金利ゼロ、の資金もあります   笑

根拠は35年の2倍だそうです 笑

 

■「1棟買い」から「まとめ買い」へ

 

45年融資商品のほか、投資マンションローンとして

2〜3%の金利で融資している。

提携している不動産会社の顧客に対して融資を行っているようで、

大々的な宣伝活動は控えて口コミだけで、集客出来ているようだ。

オリックス銀行は市場をよく見ているな、

需要があるところにピンポイントで商品を投入してきたな、

と感心しました。

 

ワンルーム市場は1棟買いは、

最近、2割の頭金が必要になり手がでにくい一方、

30代の富裕層でワンルームを4~7戸まとめ買いする人は増えているようです。

45年ローンの最大のメリットは返済期間が長くなる分、

毎月の返済額を低く抑えられる点です。

 

例えば、3000万を金利2%で借りた場合

35年→ 月12万 総額4050万

45年→ 月10.5万  総額4350万

 

となる計算だ。

 

スルガ問題で銀行が一斉に不動産融資を締め付けたが、

ワンルーム融資も以前に比べれば金融機関は及び腰になっているようだ。

こうしたなかでオリックス銀が45年ローンを導入したのは

「オリックスグループが持つ豊富なデータをもとに

シミュレーションして45年でも貸し倒れのリスクが少ないと

判断したのではないか」と思われるます。

 

分類としてはネット銀行にあたり、

都市銀行や大手地方銀行と比べると、

審査は比較的緩い印象を受けます。

 

対象エリアは原則的に

「首都圏」「近畿圏」「名古屋市」「福岡市」

の主要都市のみといっていますが、

札幌・仙台・北関東・東海圏のアパート(一棟)に限って、

取り扱いできる場合もあるようです。

 

 

以上、解説いたしました。

 

今後も、話題の不動産に関わる情報

を世界一わかりやすく解説していきますので、

ぜひYOUTUBEのチャンネル登録

https://www.youtube.com/user/kei011331

して見逃さないようにしてくださいね。

 

ではまた

 

 

 

 

 

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