▼「かし保証」を確認して新築しよう | 一級建築士 増山大

一級建築士 増山大

不動産投資業界33年の一級建築士。アパート設計200棟、賃貸住宅管理2000棟の経験から、あなたを幸せに導きます。

一級建築士・増山大

「かし」とは何か?


かし=キズ のことだ。 不動産業界人でも、「かしとは何?」に即答できる人は少ない。




okujyou_bousi

↑ たとえばこれは「屋上防水」の亀裂だ。





あなたが買った「ぶどうくだもの」にキズがあったら、あなたはどうするだろうか?


傷のないものに、交換してもらうだろうか。


料金を返してもらうだろうか。


キズの部分を取り除いてもらうだろうか。



ビル建築の場合、キズ=かし があったらこうなる。


新築の場合「品確法」という法律がある。


少なくとも10年間、売主または建設工事請負者は、構造躯体・雨漏れについて保証しなければならない。


保証とは


・キズを直す=修理、補修


・買取=(修理不能のとき)料金を返してもらう


・賠償


のことだ。



あなたは買った建物、新たに建設した建物が、


10年目が近付いたら、保証 の請求を売主等にしなければいけない。


しなかったら、大損だ。



ほとんどの人が、請求をしていない。


なぜならば、こういった不動産に関する知識を、ほとんどのひとが知らないからだ。


だから「手抜き工事」や「偽装」が世の中から、なくならないのだ。



<本日のおすすめレポート>


メラメラ小予算で超防犯マンションを作る方法


元おまわりさん大家がたっぷりとノウハウをあなただけに


小予算で超防犯マンションを作る方法

ドンッ小予算で中古木造アパートの耐震性をUPさせる方法


木造アパートの裏側 増山家の所有物件で実験しました


小予算で中古木造アパートの耐震性をUPさせる方法