思春期の頃、記念写真のときには少しでも背を高く見せるため、さりげなく背伸びしていた靴屋の店長です。
高校生の頃は、ラバーソールの厚底靴も愛用していました………
ショットバーで飲んでいて立ち上がったら「思ったより背が低いんだね!」と女性に言われた座高だけは高い167センチの靴屋の店長でもあります(笑)
足は変化すると思った方がいいと思います!
以前インソールをお作りしたお客様からご相談
「仕事で1日安全靴を履いていると足の親指の内側の膨らんでる部分が痛みや疲れを感じるようになった」
ご来店され、お履きの靴を見てみるとお伝えした通り、しっかり靴ひもは縛っていただいています。
お足を見せていただくと、親指の内側部分の皮膚がこすれて厚くなっています。
タコや魚の目などができる原因は部分的にかかる圧力と摩擦が原因です。
お作りしたインソールを取り出すと、親指の後が理想の位置より前に滑っている形跡(足の油の後)があります。
サンダルを履いていただき、かかとが内側に倒れていないか歩行分析もさせていただきましたが、それが原因ではないようです。
なら、靴の中で足が前後に滑っているのでは?と考えられました。
お話をお聞きすると、職場が変わったことにより体重が25キロほど落ちたそうです。
そうです!
お痩せになったことにより、靴が緩くなってしまい、足が前に滑りインソールのアーチ部分の支え場所がずれてしまったことにより、親指の付け根に圧力がかかることにより、疲れや痛みの原因になっていたと思われます。
靴のサイズを1センチ下げていただくことをお伝えしました。
体重など体の変化によって、足も変化する。
変化があるのは
妊婦さん🤰、足がむくみやすく、お腹に赤ちゃんがいることによるお腹の重みによって、足の指の付け根部分に体重がかかりやすく、ホルモンの影響で関節も緩くなり足の幅が広くなります。
旅行の帰りのバスや電車の中🚌🚃
長時間乗り物に乗っているせいで、筋肉を動かさないため血流が滞り足がむくみます。
同じような原因で、入院中の方の足もむくみやすいです。
朝と夜でも足の状態が違う方もおみえになります。
成長などによる足の変化
お子さんは成長するのが当たり前です。
特に春から夏にかけて成長するそうです。
早いときには半年で1センチ大きくなります。
大人からすれば靴は傷んでからかえる。
と思いがちですが、お子さんは成長に合わせて靴を変える必要があります。
靴が小さくなってしまったことにより起こる変化
足の指の変形、特に骨格がしっかりしていない7歳位までに、窮屈な靴を履いていると、指先が曲がったり足が変形する恐れがあります。
靴の中で指先にスペースがないと、足の指でしっかり地面を踏ん張り蹴り出すことができません。
だから、親指で地面を蹴り出すことがしづらくなり、すり足のような歩行になりやすいです。
足の成長だけでなく、運動能力の成長にも影響すると思われます。
目に見えるところの変化はわかりやすいですが、足など靴に隠れている部分の変化は気づきにくいです。
足は変化するものです
靴に関しては、定期的にお近くのシューフィッターのいる靴屋さんにご相談ください。
シューズ&バッグ大丸でも2人のシューフィッターが足の計測をさせていただいております。
ご相談下さいませ。
シューズ&バッグ大丸蒲郡店
店長 大桑
バチェラー(上級)シューフィッター No.7596
蒲郡市八百富町7-34
(サンヨネ蒲郡店内)
蒲郡駅から東に徒歩10分
0533-68-0186
(お問い合わせは店長大桑まで、火曜日はお休み頂いています。仕入れや勉強会などで不在の時があります。ご来店の際は事前にご連絡いただけると助かります)
am 10時からpm7(日曜9時30分から)
年中無休