今日は風が強いですね
外に出してある自転車が倒れたり、ものが飛んだりしないように気をつけてくださいね!
今日は靴ひもの事についてお伝えします
先日のお話です。
当店でコンフォートシューズとインソールをお買い上げでいただいたお友達からのご紹介でご来店のお客様
ドイツ🇩🇪製のコンフォートシューズをお買い上げいただいたんですが………
「こないだの靴、履けなくなっちゃったの😢」と困り顔でご来店
足のプリントも採りして、足に合っているかどうかのフィッティングも済ませ、靴ひもも調節してご自分でファスナーを上げ下げできる程度にさせていただきました。
前回ご来店の時、靴ひもをゆるゆるにされていたので
「いつも靴は立ったままお履きなられているんですか?」
とご質問したところ
「靴の紐なんて締めたことない」
とのお答えでした
そして今回お客様の靴が履けなくなった理由は、"足のむくみ"でした
普段はあまりお出かけにならないようで、2度目のご来店の際は足が少しむくんでみえました。
足がむくむことによって靴に足が入らなくなってしまったんです
「靴の紐なんて締めたことない」
と言うお客様のお言葉を思い出しました
私の言葉足らずでした
靴の紐を締めたことがないという事は、靴の紐を緩めたことがないということです。
靴屋の常識はお客様の非常識
「足がむくんだ時は靴の紐を緩めて履いてくださいね!!」
としっかりお客様にお伝えするべきでした。
靴ひもを調節させていただき、ご自分でも靴紐の調節をしていただき、靴を履いてお帰りいただきました。
靴ひもは何のためのものか?
反省も込めてお伝えしますね
結論、靴ひもは飾りではなく靴をその方の足の個性やお履きになる用途に合わせる為のものです
人間の足指の形は人それぞれです
親指が長い方がいれば人差し指が長い方もおみえになります。
横幅の広い方もいれば細い方もおみえになります。
かかとが内側に傾いている方、逆に外側に傾いている方もいらっしゃいます。
さらには右と左で足の大きさが違う方もいらっしゃいます。
例えば同じ24センチの靴をお履きになったとき
足の甲の厚い方なら靴ひも少し緩めに閉めて調節したり。
右足が大きな方なら小さなほうの左足の靴ひもを少し強めに締めたりなどの調節ができます。
そしてストッキングから綿のソックス、厚手のソックスなど季節による変化にも靴ひもで大きさを調節できます。
歩くことによって自然と人間の足の骨の配列は崩れます。
もともと足の柔らかい方、年齢とともに足が緩んだ方は足の骨の配列がより崩れやすいです。
柔らかい靴や靴ひもをゆるゆるにしていると骨の配列の崩れが大きくなります。
靴のかかとに入ったしっかりとした芯と足のかかとを靴のかかとにしっかりと合わせて靴ひもを縛ることによって、足の配列の崩れを少なくすることができます。
靴のひもは足やお履きになる用途に靴を合わせるためのものです。なるべく椅子にお座りになって脱いだり履いたりしてくださいね。
ただ注意しなければいけないのは、握力の弱くなった女性、靴に足を入れる力が弱くなった方、関節リウマチで指の変形がある方など
靴紐の縛る方法もいろいろあると思います
ご自分に合った靴紐の縛り方で、足元からしっかり体を支えていただけるようお客様にお伝えしていきたいなと思います。
シューズ&バッグ大丸蒲郡店
店長 大桑
バチェラー(上級)シューフィッター No.7596
蒲郡市八百富町7-34
(サンヨネ蒲郡店内)
蒲郡駅から東に徒歩10分
0533-68-0186
(お問い合わせは店長大桑まで、火曜日はお休み頂いています。不在の時は折り返し電話します)
am 10時からpm7(日曜9時30分から)
年中無休