靴屋の店長がお伝えする歩いて膝に負担のかからない靴紐の縛り方 | 蒲郡で靴屋の3代目をやっている大丸靴店、大桑正弘のブログ

蒲郡で靴屋の3代目をやっている大丸靴店、大桑正弘のブログ

49歳の靴屋の3代目です。
靴屋の日常から仕事のことなどをブログにしてます。

こんにちは愛知県の蒲郡市でお客様に足に合った靴を履いていただき笑顔で快適に過ごしていただきたいなぁと思っているシューズ&バッグ大丸の大桑です

今いま、12月27日のブログに載っているカバンありますか?とのお電話がありました
蒲郡市内でないと言うことでお取り置きさせていただきました😊

突然ですが
靴の事は靴屋に聞いてみて下さいネ
と思うことがありました
{CD762231-5D12-4125-A641-8FBBF9DD3EF9}

なぜなら、今日ご来店のお客様
簡単に履けて楽に歩ける靴が欲しいとのご要望

お話をお聞きしてみると
変形性ひざ関節症で膝を悪くされて、定期的に整形外科に通って注射を打たれてるそうです

「膝が痛くてしゃがむのが嫌だから、ウォーキングシューズの泥よけ部分に、メウチ(あな分ける針みたいなもの)で穴を開けて緩めに靴紐を通して立ったまま靴を履けるようにしてほしいとのご希望

❌立ったままはける靴はプカプカと踵が浮いてしまうし靴の中で足が前後左右に動いて落ち着かないから、弱い膝にさらに負担をかけていると思います

「靴は体を支える大切な土台ですよ!」
と、お伝えしました

例えば
虫歯で歯がいたい時、痛くて硬いものを食べれませんよね
無理に噛むと刺激して余計ひどくなっちゃいますよね
膝が痛い方も同じです
膝が痛いのが不安で力を入れて歩けません
膝が痛くてあまり運動ができないため、筋力が弱り足に力が入りづらいです

足に力が入らない方がゆるゆるの靴を履いていったらどうでしょう
靴が脱げないように足が靴の中で滑らないように、指先に無理に力を入れて変な姿勢で歩かなければならないです
靴はカカトが命
と言われるように、靴のかかと部分には人間の体を支えるためのカウンターという硬い芯が入っています
そのカウンター芯に人間の体をフィットさせるために靴ひもをしっかりと縛るんです

もしも
お客様のご要望を聞いて、靴紐を緩くしてお買い上げいただいていたらどうでしょう
膝が余計悪くなる可能性があります

お客様にご提案して
右足を靴のかかとにトントンと踵を合わさせて頂きしっかりと紐を縛らせていただきました
左足はお客様が履いてこられた靴と同様に立ったままはける緩めの靴紐の状態で靴を履いていただき

店内を得ると一周していただきました

「知らなかった!全然違う‼️」
とびっくりされていました
しっかりと紐縛った右足の方が断然履きやすいそうです
言葉でいくらお伝えするより、履き心地の違いを体験していただく方がお客様に納得していただきやすいです
普段からの生活で靴紐をしっかり調節して、体に優しい靴紐の縛り方をしていただきやすいです
膝にお悩みを抱えて病院に行ったり膝が痛くてお悩みの方も、靴ひもを緩くして入ってらっしゃる方が多いです
お客様はご存知ないだけです
体に優しい靴の履き方をされて、少しでも膝の痛みが和らいで、笑顔で生活していただけるといいなと思います

いくらお客様が整形外科に通っているからといって、たくさん患者さんの見える病院では靴の履き方までは教えられる時間はないと思います

だから
膝の事は整形外科の先生に
靴の事は靴屋に聞いてみて下さい
膝のことも少し勉強させていただいてます
勉強したときのことをブログに書かせてもらってます


{10E0B591-8447-4BEA-B13F-D72CB1E56563}
僕も靴紐をしっかりと縛って、朝ソフトランニングしていますよ
痩せないですが……😅

追伸
ブログを書き始めた時お取り置きしたカバン、蒲郡のお友達が取りに見えましたよ😊
ありがとうございました♪♪

シューズ&バッグ大丸蒲郡店

店長 大桑

シューフィッター  o.7596

蒲郡市八百富町7-34

(サンヨネ蒲郡店内)

蒲郡駅から東に徒歩10

0533-68-0186

(お問い合わせは店長大桑まで、不在の時は折り返し電話します)

am 10時からpm7(日曜930分から)

年中無休