久しぶり雨が降らなかった今日
選挙演説の声がちらほらと聞こえてきます
いよいよ週末は投票日ですね
今日は先日"靴を考える会名古屋"の勉強会で、シューフィッターの大先輩、特にお子さんの足の健康について研究や靴選びや靴の履き方の大切さをお伝えされている方のお話をお聞きして思ったことを書きますね
ズバリテーマは"上靴と足の構成について"でした
赤ちゃんの足ってとっても柔らかくありませんか?
その足に少しずつ軟骨が形成され足の形ができていきます
幼稚園や保育園児の時に軟骨から少しずつ硬い骨になって足が形成されてくるそうです
ズバリその時にちゃんとした靴を履いて足の裏のアーチ(土踏まずもアーチのうちの1つです)作っていくと、将来健康な足になるそうです
足は体を支える土台です
アーチ(足の裏のバネ)はそれを支えるための大切なスジ(筋肉)です
思い出してみてください
幼稚園や保育園で履いているのが上靴です
上靴って戦後まもなく今から約70年前に導入されたそうです
日本がまだ豊かじゃなかった頃、間に合わせで導入されたそうです
お子さんの上靴を思い出してください
場合によってはスリッパ(便所草履とも言われています)
薄い底に布やビニールを合わせた感じです
足の健康についてあまり考えて作られていないと思います
70年前とあまり変わらない上靴も多いそうです
かかともしっかりしてないし、足が細くなった今のお子様たちにとって甲のベルトも調節機能が付いていなく、足に対して靴がゆるゆるだそうです
❌現状の上靴は子供さんの健康な足の形成にはあまり向いていないそうです
お店では子供靴を扱っていないので大人の靴でどんな靴がオススメか説明していきますね
靴はかかとが命!
かかと、といってもヒール部分ではありませんよ
靴のかかと部分にはコバ芯んといわれる踵支える為の芯が入っています
歩く姿勢も綺麗に見せてくれます
膝や腰にも負担をかけにくくしてくれます
だからカカトの芯を崩さないように靴べらを使って靴を履いていただきたいです
最初の写真のパンプスのように足をきれいに見せる靴はつま先とかかとのほんの1部分で足を包んで支えています
ちょっとでもゆるいパンプスを履くとかかとが抜けてしまいます
ちょっとでもきついパンプスを履くと指先が痛くなり場合によっては変形してしまいます
足をきれいに見せることが目的で、足を包む部分が少ないんです
パンプスは上靴と一緒で、健康な足を作るには少し不安があります
要するにたくさん歩くためのものではありません
でもお仕事で1日中はいていなきゃいけない方も多いですよね
✅そんな時はマジックテープでかかとに足を合わせることができ、サイズ調節もできる靴がオススメです
マジックテープでカウンターが入った靴のカカトに足のかかとをフィットさせることができ、マジックテープでその方の足に合わせてサイズ調節ができるため、靴擦れもしにくいと思います
指先も自由に動かせるので地面を蹴り出しやすいです
ご自分の足に合わせることができるんです
✅これから寒くなる季節でしたら、紐でサイズ調節ができるブーツ(内側にファスナーが付いて脱ぎ履きも簡単)
かかと部分が深いためより足が安定します
より足首の上の部分で足を固定できます
そしてあったかい
しもやけ辛いですよね
✅靴ひもで足に合わせられるスニーカー
左から軽くてクッションの良いヨネックスウォーキング、膝に優しいメディカルウォーク、アシックスのハダシウォーク
すべて玄関やお出かけ先での脱ぎ履きが楽ちんな、ファスナー付きタイプです
海外メーカーのNikeやニューバランス、アディダスなどはごくごく1部しかファスナー付きのモデルはありません
土足で生活している国だから靴の脱ぎ履きの回数が玄関のある日本に比べて圧倒的に少ないからです
しっかりと靴紐で調節していただくことによって、土踏まずから甲の部分をよりフィットさせることができ、安定して靴擦れのしない状態にできます
ファスナーの靴を履く時も、トントンとしてからファスナーを上げてくださいね
まとめ
体の健康のためにもご自分の足に合った靴を正しい状態、正しい用途で使っていただくことが大切だと思います
靴にとってかかとは命だそうです
だから、なるべく靴のカカトは踏まないようにしてくださいね😊
子育て中のパパさんママさん、お子供さんの健康な足を作れるのは誰でもなくあなた方だと思います
足に合ったいくつを選んであげられるのも、正しい履き方を教えてあげられるのもパパさんママさんだと思います
三つ子の魂100までって言いますけど、小さいうちからお子さんの足の健康守ってあげてくださいね
と自分の子育ての事は棚に上げて言わせていただきます😅
シューズ&バッグ大丸蒲郡店
店長 大桑
シューフィッター No.7596
蒲郡市八百富町7-34
(サンヨネ蒲郡店内)
蒲郡駅から東に徒歩10分
0533-68-0186
(お問い合わせは店長大桑まで、不在の時は折り返し電話します)
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