とても気持ちの良いお話しでした。

5章のお話しです。

5章ともに、

九州の離れ小島で、託児所のついた民宿を

経営する、千尋という女性が出てきます。

その千尋という主人公がとても気持ち良い女性なの

です。

考え方が、簡潔、思考にいらない感情が入らない、

というか、スッキリとした女性です。

千尋は、1歳の時、母親が

マンションから、転落死し、ひとり残されました。

そして、遠縁になる、その離れ島で民宿を経営していた祖母ほどの年の、

政子に引き取られ、民宿の手伝いをしながら

育ちました。

千尋は、もらい子だから、と、

島みんなの子、と周りから大事にされて育ち、

政子が腰を痛めて。民宿を閉じる、と言うことになった時に、働いていた大阪から島に帰り、

民宿を千尋が継ぐことになりました。


その島には、「母子岩」と呼ばれる名所があって、

いろいろな、悩みを抱えた人たちが、そのご利益

を求めて訪れます。

初めての子育てに、苦慮する母親。理津子

育てにくい子どもの上に、夫は全く無関心。

近くに住む姑は、しょっちゅう来ては、

早く2人目を作れ、だの、仕事はいい加減に

やめろだの、とうるさく言う。

そんな煩わしい現実から逃げて、「母子岩」に、

2人目ができますように、と願いに来たのだけど

本当ののぞみはそんなことなの?

と千尋に問われてやっと自分を見つめる。

そうではない。

寂しかったのだ。

子育ての大変さを訴えると、

夫からも、簡単に

仕事辞めれば、と言われたことが嫌だった。

理津子が大切にしてきたものを尊重してもらえないことが辛かった、のだと。

「母子岩」に願い事をするより、本当の願いを言うべき相手は夫だったのだ、と。


そして、母娘旅。

結婚して13年にもなるのに娘に子供ができない

私は、娘にできるだけのことをしてあげて、

完璧に育てたのに、結婚して子供ができないと、

結婚した意味がない、

だから、こんな所まで「母子岩」に願かけに

来たのだ。と

母親は言うけれど、

娘は、それは自分に対する母親の愛情なのだから、

感謝しなければならない。

と思ってる。

親にならなければ本当の親の気持ちはわからない

と母親は言うから、という娘に、

千尋は、

親になってみないとわからないという言葉は

私は嫌いです。

それなら親の気持ちを知っている人は

、私たちとは違う

素晴らしい境地に達してるんですか?

同じ経験をした人でも、見えるものや感じることは

それぞれで違うのですから。

他人のことがそんなに簡単に分かるはずがありません。

と言う。

そして、初めの一歩を踏み出せた人は、

次の一歩もふみだせるよ、と。


千尋

愛想笑いをしない、「普通はそうでしょ」

「常識でしょ」というような物言いをしない

過剰包装は好まないけど、「ロハス」だの

「丁寧な暮らし」などとも言いそうにもない。

「友達」はそんなに良いものではない。

「信頼なんて簡単にしてはいけない」

という千尋。

何だかとても真っ直ぐで、余分なものを

全く持っていないような千尋がとても 

気持ちがいいです😃

千尋はとても強い人なんでしょう。


私は、退院してから

だんだん気落ちしてきています😭

万博に行き始めて、最初は恐々、だったけど、

夜の 水上ショーまでも、一日中いても、

平気だとわかり、完全に調子にのってましたね😵

去年のリベンジをしよう!とばかりに、

自分の身体、過信してました🤣

だけど、また改めてハッキリ分かったことは、

まぁそれは誰でもそうではあるけど、

いつ、何が、起こるかは分からない💦

ということですね😱

だけど、それを怖がりすぎて、

用心し過ぎることも、せっかくの楽しめる今を

無駄にしていることですよね。

何度も、何度も、何故か運良く、病気から

立ち直ってこれました😜

今回は、とても自分に自信をつけてきて、

去年の後半があまりに凹んだ半年だったので、

打って変わって、万博というお祭りを楽しめて、

ホント調子にのってただけに、

ガクッと落ち込む感じがあるのですけど、

いや、もう、明後日全ての検査がおわったら、

忘れることにします。

グジグジ、不安に思って、じっとしてる時間は

もうそれほどない!

万博行かなくちゃ!

日本館、予約取れてるんだもの✌️

それに、美味しいものも食べるぞ!

それから、この間から買うかどうか悩んでた

秋のワンピース、買うぞ💪

おしゃれできて、楽しめるのは、これもそれほど

時間がない!

老後資金?まぁ何とかなるでしょう😛

今が老後だという意見もあり(自分の中でね)

ケセラセラだ👍