2年前、三男が帰省後に置いていっていた

朝井リョウさんの「それでも生きてる」を、

わからないだろうな😅

読めないだろうな、と思いつつ、パラパラと

めくって読んでみると、何故か意外に、

面白くて、刺さるところもあって、

何だか若い人頑張れ!と思った、

と、いうような感想の

ブログを投稿していますが、

今度もまた、三男の置き土産です。

「正欲」は、複数の方が、取り上げられていましたし、2年前のこともあるので、

読む気満々で😜置いていって!とこちらから、

言ったのですが、三男に、

「分からんと思うで、」と、言われたとおり、

どういうこと?と思いながらも、

分からないなりに、かなり面白くて、

初めて知る世界ではあるけど、全く嫌悪感は

なく、むしろ最初の頃の、誰とも交じろうとせず、

社会とは一線を引き、孤立している時の、夏月や、

佐々木は、清潔でかなり好感が持てるほど🤣

夏月と佐々木は、水に対して性欲を感じるという

ちょっと理解は難しい性癖を持っているのだけど、

だから、自分は異常者だ!と思っているから、

誰とも交わらず、孤立して静かに生きていて、

ひとりで、自分の欲望を満たすために、

YouTubeの、不登校の小学生が、

不登校の自分を正当化するため、YouTuberになるなどと言い、

フォロワーを増やしたいがため、いろんなリクエストに応えているのに、「水風船を割って遊んで、」とか

水鉄砲で遊んで、とかリクエストして、それを見て、性的欲望を満たしてる訳だけど、

それって何か悪い?犯罪?

そんなことないですよね?

そこまでで、やめておいて、ひっそり生きているなら、何も問題は無いんじゃないの?と

思っていたのだけど、でも本人たちは、

そんな自分に耐えられない。

何とか不自然ではなく死んでしまいたい、

社会のみんなのように

明日も生きていたいとは、思えない。

やっぱり誰かと繋がりたい?淋しい?から?


ふたりは偽装結婚をして、初めて自分の性癖を、

共感してもらえる人ができて、2人で自分たちの

欲望を満たすための動画も作ったりして、

初めて、明日も生きていたい、と思える。

そして、今までの自分たちのように、ひとりで

孤独に耐えている人達とも、、繋がってみようと

思い始めそれを実行に移したけど…。


だけど、前半の夏月や佐々木の思いなどを読んでいて思ったのだけれど、

普通の常識的な人だと思っている私、

みんなと同じように、明日も生きていたい、と

思っている私も、夏月や佐々木と同じように、

都合の悪いことは、みんなに隠して生きているし、

私は普通の人だと思っている私も、

だけど、本当に私を理解してわかってくれている人など、本当は誰もいない。

だって、誰もが個で、誰もがその人丸ごとを、

わかってしまいはしないのだから、

私を完全に分かって欲しい、というのは

無理な話で、分かってくれない😭などと嘆くのは

やはり甘えなのではないかな?

多様性の時代などと言われ、LGBTQ、

アセクシャル、パンセクシャル、ポリアモリーとか

何だか訳のわからない言葉はどんどん増えて、

そしてADHDとかASDとか、病気の名前も増えて?

だけど、この中の不登校児の父親、検事の寺井が、

言うように、蛇口を壊して水を出すのが嬉しかった、と言う犯人が、そういう水にたいする性癖を

持っていたとしても、それで何が、どう変わるわけではなく、それは、器物損壊という犯罪で、それだけ、それでいいと思うのです。社会は、それでないと成り立たないと思うから


人はみんな違うから、それぞれの個性を

認め合う、というのはいいことだけど、

それを、分かりあう、というのとは違うのでは

ないかな?わからなくて当たり前で、

みんな、普通だと思ってる私たちもみんな、

だから淋しい、と思ったりするのだけど、

だけどそれが生きてることなんじゃないの?

と思ったりして🫨


結局、もしかすると私は、この本は、

全く分からなかったのかもしれません。

いったい、朝井リョウさんは、

何が書きたかったのか?

たぶん私は全く分かってないのですね。

だけどそれは私が、時代遅れだから?

何となくそうではないような気がするのですけど

ごめんなさい。

面白かったけど分かりませんでした!

というのが正確な感想

長々と訳のわからないこと書いてすみません🙇‍♀️