複数の方の紹介で知り、

予約していました


また、初めて読む作家さんです

「あとがき」を読んで前川ほまれさんは、

男性なんだ!と驚きました🫢


とても、生真面目、という感じの文章で

てっきり女性だと思っていました 

それも偏見ですね😅



「ヤングケアラー」という言葉は、

まだ最近に周知され始めた

言葉のように思います

私がこの主人公たちのような高校生の頃は

そんな言葉はなかったけど、

寝たきりのおばあちゃんの世話があるから

クラブ活動はできない、

という友達はいました

お母さんがいないので、自分が早く

帰って食事やトイレの世話をしなくては

いけないから、と言っていました

あの頃は、3世代同居は、まだ当たり前で

祖父母世代の介護の大変さは

みんな分かってはいたけど…

父母の介護というのは?どうだったろう?


この主人公3人

宮城県の港町で暮らす高校生


子羽は、総合失調者の母親を

航平は、双極性障害の祖母を

凛子は、アルコール依存症の母と幼い弟を


介護し面倒をみるため、

クラブ活動どころか、

普通の学校の授業でさえ

受けられない時もあります


家族だから当然だ、と思われている

周囲の介護への無理解

誰にも助けを求められない孤立した

日常を送っています


同じ病院に通う家族を持ち、

同じ事情を抱えている

小羽と航平と凛子

3人だけで

そんなお互いの事情、辛さ、鬱屈を

共有し、それだけが支えになっていた3人


しかし、青葉さん、という

町にある親族の食堂で突然働くように

なった若い女性は、  


3人をとても気にかけてくれ、

気持ちも理解してくれて、

寄り添い、助けてくれて、


青葉と交流するようになって

やっと3人ともが

前向きな日常を過ごせるようになった

矢先、

2011年3月11日、

震災で、全てが一変してしまいます


それから11年後、2022年

子羽、航平、凛子は

それぞれの困難を抱えながら

それでも何とか生き残って、

東京で再会を果たします



前川ほまれさんは、

宮城県の出身で看護師さん

なのだそうです


どうりで、震災のこと、津波のことも

お話し、ではなくて、

記録、のように書かれていますし、


病気のことも

パニック障害、総合失調症、双極性障害

など、症状から飲む薬まで、

医学書のように書いてあります


そういう文章が、生真面目、という

印象を持つ原因のようです


3人が、東京で再会してからの

第二部では、

それぞれが違う困難を抱えては

いるのですが、

3人で、青葉さんを探しに、

青葉さんはどういう人だったのか?

を知るために、

一緒に宮城県に帰ったりもして、

そして、

青葉さんの辛い過去も知りますが、


やはり3人で、昔と同じように寄り添い

支え合う様子は、

とても温かくてホッとするようでした😄

これからきっと3人とも

明るい未来が待ってる!というような😊


前川さんは、きっと、

良い看護師さんなんでしょうね😊





昨日

大ショックなことが発覚😱


なんと!この団地、8月末から

大規模修繕に入ります😱

ベランダのものは、全て撤去😱


朝顔はもうベランダに絡んでる😥

今更どうしようもないし、

そもそも、部屋の中で朝顔を育てるなんて

ありえないし😰



 


8月末には、きっと

大泣きしながら朝顔片付けることに

なりそうです💦

9月いっぱいは、まだまだ咲くのに😓


失意の中🙄

今年初めての冷麺作りました🥲


泣きながら食べた😭?

美味しかった🤪