珍しく、
本を読む元気を2、3日無くしてました💦
雨も続いてたし、
同僚が辞めたこともあったし、
飛蚊症のような症状がちょっと出たり、
耳鳴りもするし、
何より、歯茎が腫れて痛い😓
ドーンと落ちた気分で、
家に帰ると、
YouTubeやTikTokずっと寝転んで見て
不貞腐れてたけど、
もう返却期限が近いこの本を
やっと手に取って
読み始めたらやっぱりあっという間に
読んでしまいました
寺地はるなさんは、
2冊目だけど、
これもまたとても優しい素敵な
家族のお話しです
祖母、母、娘、息子、
家族だけど、
みんないろいろそれぞれの事情🙄を
持っていて…
高校生の息子、清澄は、
とても手芸が好き、特に刺繍が好き
姉娘、会社員の水音は、
小さい頃の体験によって
可愛い、女の子らしい、ということが
極端に苦手
結婚が決まっている
父は、デザイナー志望だったけど、
生活力が全くない
そんな父と離婚した
母、さつ子は、仕事ひとすじ
子供に手をかけた愛情深い
子育てができていないと思っている
祖母、文枝は、、(母の母)
女らしく良いお嫁さんになるように
両親に育てられ、
夫からもそれを求められてきたけれど
次の世代には
そういう男だの女だのとは、
関係なく生きてもらいたい、と
思っている
娘も、したいようにさせてきたし、
孫たちにもそう接してきた
みんな自分の中には、
ちゃんとした理由(事情)があるのに
それを言葉にしていないから
ちょっと誤解したまま暮らしている
家族だから分かるはず、という甘え、か
家族だからこそ本音は見せたくないのか、
家族に心配かけたくない、という気持ちも?
ちゃんと話せば分かってもらえる
ことなんだけど
文枝は、(祖母)
女だから、ということで
何もかも制限された若い頃、を
苦々しく残念に、思っていて、
娘には、何でもしたいように
させてきたけど、
何でも好きなようにしたらいいと、
言われた娘のさつ子は、
それは
愛されてないということなのでは?と
疑っているし、
子供達は、祖母文枝の方を慕っているように
思えるし…
水音は、
小学生の頃、変質者に、
スカートを切られた経験があり、
その時に
「オンナノコオンナノコした可愛いい
スカートを履いてたからね」と
言われたことでとても傷つき
それ以来、
可愛い物、女の子らしいものは
とても苦手になってしまった
結婚式で着るウェディングドレスも、
貸衣装には、当然、
ヒラヒラフリフリしたものばかりで、
とても着られそうになく、
弟清澄の、僕が作りたい!という言葉に
乗ったのだけど…
清澄が手芸をすることを
母、はつ子は、
こころよく思ってはいない、
それは父親を思い出すからだ😓
ということは分かっているけど、
だけど清澄は、
小さい頃、祖母の側で覚えた手芸が
大好きで、母に何と言われようと、
級友たちが奇異な目で見ようが、
手芸をすることをやめる気はない
清澄のこんな真っ直ぐな気持ちは
とても清々しくで気持ち良いです
そして、水音のウェディングドレスを
作ることで、
初めて姉の屈折した思いを知り、
母のコンプレックスを知り、
父に、服を作る、ということの意味を
学びます
清澄が、最後の仕上げに、
ウェディングドレスに刺繍をしていく
ところはとても読み応えがありました
私も昔、刺繍大好きでしたから!
清澄と一緒に針を刺している気分に
なりました!
清澄が、
「刺繍をしていると、
いろんな気持ちが整っていく」
というのは、よく分かります
実はこのブログのアイコンも
昔、ハンカチなどにたくさん刺した
刺繍です
もう、今は、
この本の、祖母文枝さんと同じで、
これ以上目を酷使することは
できそうにありません
残念😢
体調が少し悪いと、
いろいろ考えてしまいますね
私は、以前の癌から、8年が経ち、
その癌からの
回復だけを考えてきていたけど、
だけど、
一度癌になったら免疫ができるという
訳ではなく、
むしろまた違う癌になることは
かなりの確率であるわけで😓
癌検診なんてもう行きたくない!と
思っていたけど、
やはり考えなきゃいけないかな?
ただの健康診断でさえ
行ってないのに😱
とりあえず歯医者は予約します😅
桜もまだ咲いてないのに、
なんで今日はもう、夏☀️なんだ!
と、腹を立てたりして、
厄介な人になってます🤪