昔から、時々、

群ようこさんの本は

こう言っては失礼だけど

箸休め、みたいな感覚で、図書館で

借りていました


「れんげ荘」のシリーズも

図書館の本棚で見つけると

その度、読んできました


この間、

フォローしているわぐまさんのブログで

「しあわせの輪 れんげ荘8」

が紹介されていて、

オーッ、もう8巻まできているのか!と

久しぶりに、群さんの棚を見に行き、

れんげ荘シリーズ4冊借りてきました


まだ読んでなかったのは、

シリーズ6の「おねこ様御一行」

だけでしたが、相変わらずの

平穏な安定ぶりでした


主人公のキョウコは、

広告代理店で働き、

実家暮らしだったのですが、

母親のあまりの干渉と口うるささに

辟易し、

45歳で一人暮らしを始めます


家賃3万 

六畳ひと間 

トイレお風呂(シャワー室)共同

の古いアパート れんげ荘


激務だった仕事も辞めて、

それまで貯めたお金で、

月10万の生活をするのです


私が最初から気になっていたのは、

いったいいくら貯めてから、

そんな生活を始めたのか?

ということです


広告代理店、実家暮らし、だとすれば、

20年働けば、5000万貯めるのは

何とかなりそうです


ところが今回、

よく読み直してみると、


「30年生きられるだけのお金を貯めた」


と書いてあるではありませんか!

3600万?

30年先なんて、まだ75歳!

何という無謀.!


5,000万でもかなり危ないな、と

思っていたのに💦

これは私だけの感覚かな?

(厚生年金は入るはずなので何とか?)


でも、キョウコもやっぱり、

この何冊かのお話の中で

どこかで一度は、

これでいいのか?と考える場面が

出てくるのですよね🙄


そしてその度に、

アレコレと悩み考え、

友達に話してみたりして、

やはり今のこの暮らしがいい!と

結論付けてる

そんなものですよね


「PAFECT DAYS」の主人公のように

迷いなくその生活を続け、

幸せを実感しているような人は

なかなか少ないですよね



キョウコは、本が大好きで、

毎日のように図書館に通っていますが

本の好みはかなり個性的で

あまり知らない作家さんのものが

多いのですが、

その中では、蔵書のなかの一冊

森茉莉さんの「贅沢貧乏」が

かなりの頻度でお話の中に出てきます


それをモデルにしているのかも

しれません


私も読んでみたくて、

ネットで注文してみました!

これはすごく楽しみです😊


そして猫が大好き!

どの本にも、必ず猫は出てくるので

群さんは、かなりな猫好きなのでしょう

エッセイでも猫のことを書いているものは

多いですね


猫でも犬でもカラスでも

群さんが書くと、何となく

ユーモラスで可愛いのです


夏は暑くて、冬は寒くて、

蚊や虫も襲来するし、トイレは共同だし

れんげ荘に住め、と言われると、

ちょっと尻込みしそうだけど


それでもキョウコさんの暮らしが

楽しそうだと思えるのは

隣人たちととても友好的な関係を

持てているから

隣人はとても素敵な人達だから


母親でも、

どうしても一緒にいられない

という関係にもなるし、

全くの他人でも

近くにいて安心して楽しい人もいて


自分の心地良い居場所を

見つけるのは大変だけど

人生では大事なことですね




「ユーミンストーリーズ」NHK

NHKの夜ドラで放送されているもの


この間までの第二話「冬の終わり」は

何故かとても面白かったです

スーパーでパートで働く

5、6人の人達のお話

結木麻子さん原作


高校を中退した子から、

浅田美代子さん演じる60代まで

いろんな年の人なんだけど、友達😁


たぶん私の職場の状態にも

似てるから面白かったのだろうけど


みんなそれぞれの事情は

抱えているけど、

全く深掘りされないで、

セリフひとつで終わったりするので

エッ!どういうこと?とも思うけど、

何故だか分かる😁


職場の友達ってそんなものですね

とても親しく付き合ってるけど

それほどその人の事情を

知ってる訳ではない

ちょっとした話で、察していて

それこそ深掘りしないだけ

でもそんな関係だからこそ

癒されるところもあったりします


次のお話は、川上弘美さん原作の

「春よ、来い」


ユーミンの歌(松任谷由美さん)

私は、カラオケでは

「真夏の夜の夢」を歌います🤪

好きなのは「翳りゆく部屋」かな?