これは、Kindleで、次々と試し読みを
していた中で、
どうしても続きが気になり、
ネットで古本で買ってしまった本です。

ちょっと垣谷美雨さんっぽい、ですが、 
もう少しコメディっぽいかな?
あまり嫌〜な人は出てきません。

初めて読む作家さんです。

主人公の妙子は60歳。
男女雇用均等法など、まだなかったけど、
高卒で就職し、
結婚後も、出産後も、働き続けてきた。

定年は、60歳と65歳のどちらかを
選択できたけど、
妙子は、夫を7年前に亡くし、
一人娘ももう嫁いでいることから、
65歳まで働こうと思っていた。

ところが、ある日、トイレで、
後輩の若い女子たちの、
自分への、オババ扱いの揶揄を聞き、
同期の男性課長の栄転を知り、
意地と見栄で、つい会社を
辞めてしまう😅

だけど、まだまだ元気な妙子。
何とかもう一度、正社員で働きたい!

「ボランティアなんてとんでもない!
タダでは、指一本動かしたくない!」

これは私も、そう思う方で、
ちょっとあんまり😜なので公言は
してこなかったけど、
妙子が、ハッキリ言ってくれて、スッキリ!


妙子の娘、真奈美は、
性格が暗く、愚痴ばかりで、
地の底から聞こえるような声で、
いつも電話をしてくるのだけど😰
その真奈美夫婦が、
特別養子縁組という制度で、
15歳の瑠希という少女を引き取っている。

その瑠希が、
真奈美の、
自分の夢を、瑠希に押し付けるような、
学校選びなどに耐えられず、
妙子の所に突然家出してきて…。

4歳で両親を亡くし、その後苦労を
してきた瑠希は、真奈美より余程大人で、
妙子の就活でも、充分な相談相手となり、
瑠希の助言で、
夫の病気で、さんざんお世話になった
医療関係の仕事につきたい、と
医療事務の資格もとってみたのだが🤣

60歳からの就職の難しさ、というより、
60歳の女性を雇ってくれた会社は、
採用されて行ってみると、
これでは誰でも続かないな😰
というような所ばかりで
そのドタバタ劇もなかなか面白かった👌
だけど、この主人公の妙子さん、
とても元気で、妙子さんに
60代は、まだまだ若い!と宣言されると
つい自分もその気になったりするけど😅


台風は、怖がったほどではなく、
朝顔も、かなり傷みましたが無事です。

ところが私が、昨夜から、咳が酷く、
熱は、殆どないものの、喉も少し痛いです。
1年ぶりに帰省して、夜な夜な、
友達と呑み歩いていた息子の置き土産?
なのでは😰と疑っています。

今日明日、幸い連休なので、
2日で治りますように🙏
トローチなどを舐めながら、
一日中ソファで寝そべっています。
このちょっとした不具合も、
だら〜とする正当な理由になって
まぁなかなか好きです❤️

こんな時には、ちょうど良い、
軽くて、スイスイと読める本でした。