このお話しのテレビドラマは観ましたが、
ドラマでは、
一橋桐子役の松坂慶子さんが、
あまりに綺麗で、
全く悲壮感がなく、現実感もなく、
ただのコメディとして、笑って観て
終わってしまいました。
もう本はいいか、と思っていたのですが、
せっかく図書館の本棚にあったので😄
やはり、本になると、
かなり印象は変わって、
一橋桐子、76歳
同居していた友達が亡くなり、
全くのひとりぼっちになってしまった。
孤独、寂しさや、
貯金もなく、、仕事も退職を勧告されて
切羽詰まった困窮も、
ちょっと胸が詰まるほど現実感を伴って、
リアルに感じられました。
が、まぁ、犯罪を犯して、
刑務所に入り、老後の生活の安泰を
図ろうと、
次々と桐子がやってみる犯罪は、
どれも、何だかほんわかと可愛くて、
当然失敗続きで、
所詮、桐子には、犯罪など、
犯せるはずもなく…。
そして、その度に、桐子の周りには、
温かい人たちが、集まってきて、
それは、
桐子という、女性が、
その人生の76年を、一生懸命、
誠実に、生きてきた証し。
桐子が、善良で優しい人柄だという証し。
「老人の死は、これまでの人生の答えあわせ
なのかもしれない」
と、桐子が思うところがありますが、
つまり、桐子は、結局、
今までの自分の生き方のおかげで、
本当に困った今!
周りの人たちが、いろいろと
手を差し伸べ助けてくれて、
優しさに包まれている🥰
という答えあわせを貰っている
のだろう、と思えますね。
気持ちの良い読後です。
まぁどうしても桐子は、
松坂慶子さんを思い浮かべてしまいますが😝
台風が、何だか大阪にとっては、
最悪のコースを辿っています。
明日、15日は、もう休業は決定ですが、
さて、ベランダの花です😰
鉢植えの花は、中に入れたらいいですが、
朝顔はどうしよう😰
ベランダに絡んでしまっているので、
動かしようがない💦
と言って、まだ蕾もあるのに
切ってしまうのはあまりにも🥲
2018年の台風21号の記憶が、
生々しく残っているので、
とても怖いのですが、
とりあえず、植木鉢を、ガムテープで、
ぐるぐる巻きに固定しました。
この1ヶ月、楽しませてくれた朝顔。
さて明日どうなるでしょうか💦