咲いた❗️



私の本棚からの本です。
図書館からいろいろ借りていて、
読みはしたのですが、
感想が書けるものはなくて🤪
後で簡単なものを書こうと思います。

「本を読む女」
私の本棚の中で、林真理子さんのものは、
これ一冊だけでした。
林さんのものは、大抵、図書館で借りますし、
エッセイのようなものは、古本屋さんで
たくさん買いましたが、
捨てたのだと思います😰

この本は、
「本を読む女」
という題名のインパクトと、
とても読みごたえがあって
面白かった!という覚えがあって、
読み返してみました。

林真理子さんのお母さんをモデルにした
万亀、という女の半生記です。
昭和初期から終戦までの時代の物語でも
あります。

幼い頃から、
本が大好きな少女。
蔵に隠れて、本を読み耽るところなど
何となく自分にも覚えがあって、
万亀に、親しみが湧きます😄
その他にも、
「夜、ひとりで本を読む幸福のために、
人は昼間働くのだ。たったひとり取り残された
ような静けさの中で本を読む。これこそ
至福というものではないか 」
など、随所に本を読むことが、
どれほど好きか、が書いてあって、
そういう所を読むと、すごく嬉しくなります😊

私もとにかく本を読むことが好きで、
大昔の話しですが、
幼稚園の時など、園に置いてある絵本を、
片っ端から読み続け、
(保護者向けの後書きまで読んでいた
記憶がうっすらあります😅)
全く園庭で遊ばない、というので、
先生から母に、
ご家庭に問題があるのでは?
と言われたとかで、
(両親は、その頃のあの田舎では珍しい
共働きだ、ということも先生の頭に
あったのでしょう。
一応、鍵っ子のハシリですね🤪)
それ以来、とにかく
本を読んでいる所を見ると、
外で遊べ!と追い立てられるように
なりました😱
本も買ってももらえなくなったけど、
その頃から図書館に
お世話になってます😄

それに、そうは言っても、
両親は共働きで、誰もいないので、
家に帰るとずっと本読んでましたけどね✌️
もしかすると、そんなことで、
より本に執着したのかもしれません。

それにしても
今まで生きてきて、実際出会った人の中で、
私ほど本が好き!な人はいなかったように
思えて、だから、
本の中でも、ドラマや映画の中でも
とにかく本を読むのが好き!という人が
出てくると、それだけで嬉しくなるのです😍

このブログでも、たくさんの、
私のような本好きの人を知ることができて
これは人生初の喜びです❤️

万亀も
人生は、時代の背景もあって、かなり
波瀾万丈ですが、
ずっと傍に本があります。
終戦後、
夫は、戦争にとられたまま、帰って来ず、
子供も亡くし、
どん底にいる万亀ですが、
そんな時に、
太宰治の「斜陽」に出会います。

「気がつくと、万亀の目は濡れていた。
少女の頃から、それこそ何千冊と本を読んできたけれど、これほどまで魂に迫ってきた本はない。
全てを失った万亀にまるで神様がつかわしてくれたような一冊だ」

そして最後のページ、
万亀は、私も、この「斜陽」の女主人公のように
強く生きるのだ、と決意するところで
終わります。

私もやはり、何度も、本に、
助けてもらったことがあります。

その人にとっての特別な一冊。
きっと、そんな本を、 
誰も持っているのでしょう。

「本を読む女」
題名がいいですね❣️


その他には、図書館で借りた
「3時のアッコちゃん」 柚木麻子
を読みました。
シリーズものだったらしく、
アッコちゃんって誰?となりましたが、
なかなか元気が出るようなお話でした。
スムージーなどが、いろいろ出てきて、
柚木さんの本は、やはり食べる物が
美味しそうなんだ!と✌️

4話目の「梅田駅アンダーワールド」は、
梅田の地下街のお話。
40年いてもまだ、迷ってしまうもの、
東京から始めてきて、地下街に入ったら、
それはもう😱とこの主人公が迷ってる
場所を思い浮かべながら、大笑い😆

待って待ってた朝顔。
何だか思いがけないところに
咲いてました!