平和中の平和。
そんな感じのする家庭の主婦のお話。
「幸せな家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭は
いずれもそれぞれに不幸である」
という
アンナカレーニナの書き出しを
思い出してしまうけど🤪
主人公の家庭は、
その幸せな家庭の見本みたいなもので
本当にどこにでもある
普通の家庭で、普通の主婦。
私の殆どの同僚たちと同じです。
そしてこれもどこにでもある
本当に些細な出来事
その積み重ねを
自分の中でどう処理をし、
折り合いをつければいいのか
わからず
主人公は、家を出て、
ひとりで暮らしを始めるのだけど🤨
確かに、
家庭の主婦という立場は
大抵の場合
家族のことを考え自分は後回しにし
周りに合わせることを考えて
自分の好みや考えなどもことさら
主張することも控えてしまうことが
多いのかもしれないけど…。
だけど、
家庭を穏やかに保つということは
とても大事な役割で
大切なことだと思うけど😉
主人公は、20歳の娘から
「お母さんは、言いたいことも言わず
怒りもせずに、ただ黙ってやり過ごしている。
自分というものがない、
自分の人生を歩いてない」
などと痛烈に批判されて
それにも動揺してしまうのだけど
だけどそうかなぁ?
私は、以前から、家庭をちゃんと守って
平穏そうに見えるように😅
維持している人って
すごく立派だと思ってるんだけど。
そして主人公は家を出て
ひとりで暮らし始めるのだけど
そこからが
主人公の友達のおかげで、
住む場所も提供してもらい、
仕事も提供してもらい、
そして主人公は
自分らしくイキイキと
生き始める!という。
なんともうまくいきすぎるお話し🤪
住む場所から仕事まで
提供してくれる友達なんて
そうそういませんよね。
うまくいきすぎて、
かえって反発を覚えるほど🤣
最近私はちょっと性格悪くなってるから😂
ごめんなさい💦
この本の中で
とても惹かれたのは
主人公が旅の途中で出会う女性。
乳癌が再発し、
また治療を始める前に
ひとり旅に出た、という人の話すこと。
その女性の話したこと。
自分には友達も沢山いるし
夫も息子もいるけど、
病気だということを、
誰にも言いたくない、という気持ち。
誰にも同情や哀れみを受けたくない、
という気持ち。
治療が辛い、ということを
家族にも言いたくない
という気持ち。
それはとてもよく分かって
そうなんだよねえ、と。
私も自分の辛いことは、
なるべく友達や家族にも言いたくない。
辛いことや、抱えている問題を
誰かに話して
慰められたり励まされたりするほうが
余計に辛いと思ってしまう。
その女性が、
もう2度と会わない人だから、と
主人公に
その気持ちを打ち明けるのだけど、
確かに
そういう人になら
話せるかもしれませんね。
私は幸い
このブログは、
誰にも秘密にしているので
ここに時々打ち明けることにします✌️
( もうしてるけど😝)
何の木の実なのか
わからないけど。
毎年、いっぱいなってます。
ムクドリ、これを目当てに来るのかな?
それにしては、
そんなに溜まってないし
実もぜんぜん減らない。?