秋吉理香子さん、2冊目です。


「絶対正義」

ここまで極端ではなくても、

学生時代には、クラスの中に

1人はいたなぁ、と思うような、

やたら正しさを振りかざす子、

正しいことしか言わない子。

私もかなり苦手です。

そんな人からは、

いつもそっと遠ざかっていました😆


しかし、いくらなんでも

「正義こそ、この世で一番大切なもの」

というこの高規範子の場合は、

あんまりです。


高校時代の友達グループ、

4人の女性に届いた紹介状。

差出人は、

5年前に殺したはずの

あの女。


範子を含む

高校時代の友達の5人グループ。

4人の友達たちは、それぞれ

いろんな窮地で、

この範子の正義感に満ちた言動で、

救われたことがあり、

範子のことを、

何となく鬱陶しく、気味悪くも

思いながら、その5人のグループを

脱けることはできない。

だけどその範子の正義感が

自分のちょっとした

確かに正しくはない行動に

向けられた時、

100%正しい、絶対正義は、

とてつもなく暴力的で

どれほどの脅威になるか

初めてわかる。

そして…。


うわー😱と思いながら

いっきに読んでしまいました。

4人の友達たちそれぞれの

範子を憎むまでの過程も、

確かにそれは酷いわ!

と同情するほどだし、

範子の精神構造の気味悪さに

ゾワッとしながら…。

面白いミステリーでした😎


昨日のワールドカップ、

コスタリカ戦。

何となく悪い予感しかせんわ😅

と、職場でも話していたのですが、

やっぱりか💦

29年前のドーハの悲劇、

中学でサッカー部だった長男が

終わった後、

泣きながら部屋に帰って行ったことを

思い出しました💦

まぁ私も、

悪い予感がする、と言いながら、

コスタリカに勝って、

その後のスペインドイツ戦で

スペインが勝ってくれたら、などと

考えていたんだけど🤣

そんなに甘いわけないね。

29年前は、

ワールドカップに行けなかったんだもんね😅


そしてテレビのニュースを

見たくないので、

録画していた映画「キャラクター」を

見ました。

菅田将暉さん、小栗旬さん、など。

この本「絶対正義」や、ワールドカップや

何もかも合間って

すごく怖かった😅

が、面白かった!