初めて読む作家さんです。

フォローしている複数の方のブログで、

この伊岡瞬さんの「朽ちゆく庭」を紹介してあるのを

見ていて、図書館で探してみると、

その本はなかったのですが、

伊岡瞬さんのたくさんの本があり、

これを借りてみました。


「悪寒」

殺したいほど憎んでいた上司が殺された。

その犯人は、自分の妻だった。

という、

本の帯の説明に、

ちょっと面白そう、と思って借りたのですが、

後半までは、

この主人公の藤井賢一の情けなさに

イライラするばかり🤣

会社の不祥事の責任を一方的に押し付けられ

東京から、山形の関連会社に飛ばされて、

春には帰してやる、という上司の言葉だけを

頼りに、毎日鬱々と過ごしている。

東京にいる中学生の娘に絶交宣言されても、

それをなぜなのか問いただすこともせず、

修復しようともせず、

認知症の母親も妻に任せたきりで、

ただ逃げている。

そして、

突然、妻が上司を自宅で殺した、

と警察から連絡がくる。


この中に出てくる真壁という刑事は、

どうも何か曰くありげで、

きっと伊岡瞬さんの他の本の中にも

出てくるのだろう、と踏んでいます✌️


後半は事件はもう

二転三転。

やっぱり!と思いきや、エッ違うの?

となったり😅

確かに面白くて、

つい先を急いで読んでしまいましたが、

そして一応ハッピーエンド?では

ありますが、なんとなく嫌な感じが

残ります。

そういえば、「朽ちゆく庭」の読後感も、

皆さん、不快!胸糞悪い!などと

書かれていましたね😅

確かに確かに👌


前回書いた「母性」の中で、

「愛能う限り…」の「能う」という字を

私は「かのう」とずっと読んでいたのですが、

この間どう変換しようとしても

出てこないので、

どうも違うのでは?と

改めて調べて、「あたう」と読むのだと、

わかりました。

「愛あたう限り…」

「愛かのう限り…」より

まぁ少し気持ち悪い感は少ないですが、

やっぱり気持ち悪い🤣

漢字の読みは、ちょっと自信あると

思ったりしてるけど、

時々、とんでもない間違いをしてることも

あったりするのです💦


先日見た夕陽。

最近、何を見ても、淋しい感が漂うけど、

そういう季節?

そういうお年頃?😅