まさきとしかさんで、

図書館に予約した本の一冊。

これが最初に届きました。

最初から、とても引き込まれるお話しで、

久しぶりの本格的ミステリーを

読んでるなぁ、という気分でした。


「ゆりかごに聞く」

題名通り、母性愛をテーマとしています。

出版社で働く主人公に

21年前に亡くなったとされていた父が、

変死体で発見された、という知らせが届く。

実の父ではないが、愛情深く育ててくれた父。

21年もなぜ生きていることを隠していたのか?

10年前に亡くなった母は、

それを知っていたのか?

両親には、とても愛情深く育てられたと

思っている主人公だけど、

調べていくうちに、

思いがけないほどの自分の出生の秘密が、

あきらかになっていく…。


主人公自身は、娘を虐待したとされて、

元夫に娘を奪われていて、

自分の母性愛を疑って苦しんでいる。

母性愛というのは、そんなに揺るぎもないほど

絶対なものなのか?

誰でも子供を産めば持てるものなのか?

父親はどうなのか?

私自身の経験からいえば、

一時の揺るぎもない母性愛なんて

やはり無いだろうと。

どんな母親でも、感情的にカッとなる時もあれば

閉塞感で育児が嫌になることもある。

母親とは、こうであるべき!

という世間の思い込みなどで、

より自分を追い詰めることもあるのでは?

と思えます。


主人公自身の出生の秘密は、

その母性愛の問題も絡んで

お話は複雑ではありますが、

次々の展開が全て思いがけなくて、

ちょっと前のページに戻って確認したりしながらの

一気読みでした。

まさきとしかさん、

いよいよ次の本も楽しみになりました。


昨日から、

秋!になりましたね。

冷たいものを飲み過ぎたのか、 

胃の( 殆ど無いけど💦)調子が悪いので、

今日のお昼ごはんは、あるもので質素ですが

鍋焼きうどんにしました。

風邪のひき始めなどにもいいです✌️


久しぶりにカセットガスボンベを

買おうとしたら、すごく値上がりしてました💦

一人鍋の時は、もう炊きながら、ではなく、

炊き上げて、そのままテーブルに持ってきて

食べることにします😅 


そして、

庭の( 敷地内の)雑草たち、

ヒメジョンもランタナもまたまた

新しく再生して元気になってきました😜

暑さにやられてたのかな?


まだ、暫くお花屋さんに行かなくても

いいみたいです😅