秋吉理香子さんも、

皆さんのブログで初めて知った作家さんです。

皆さんは、「終活中毒」という本を

紹介されていたのですが、

残念ながらなかったので、

ちょっと変わった題名のこの本を。


「自殺予定日」

主人公、瑠璃は、

料理人でレストランを経営する父と、

その父を、しっかり支える優しい母と、

幸せな家庭で過ごしてきたけど、

12歳の時、母が急死してしまう。

2年後には、父が再婚することになり、

瑠璃は反発して父とも喧嘩をしてしまう。

そして謝ろうと父の部屋に行った瑠璃は、

そこで突然亡くなっている父と、

何かを慌てて隠した義母をみる。

両親を続けて亡くし、

義母しか頼る相手は、いなくなった瑠璃だけど、

父の死後、保険金と遺産を受け取り、

そのまま生き生きと活躍し始めた義母に対して、

父は、きっと義母に殺されたに違い無い、

と思うようになる。

警察に訴えても、父の主治医に訴えても、

誰にも相手にしてもらえず、

ついに、自分も死んで、それを訴えようと思う。

そして、自殺の名所となっている村に行き、

計画通り自殺を図るけど…。


自殺を図ろうとした村の人達の、優しさや、

小さな宿の、コーヒーや、料理を、

美味しいと思っている瑠璃だから、

きっとハッピーエンドになるのだろうと、

読み進めていたのですが、

なかなかお話しは複雑になっていき、

もしかすると、これも、イヤミスとかいう

部類なのでは?と思ったりしましたが、

無事、思った以上のハッピーエンドで

終わりました✌️

幽霊?が出てきたり、深刻なミステリーという訳

ではないですが、かなりアレコレと伏線もあり、

謎解きをしながら、やはり一気読みしてしまう

本でした。


イギリスのドラマの

「シェトランド」のシーズン5が、

J:COMのミステリーチャンネルで放映されています。

シェトランド諸島は、イギリスとノルウェーの間にある島で、やはり、空は暗く灰色で、海は荒れていて、

切り立った崖や、人影も全くないどこまでも続く

丘陵や、と、サスペンスにピッタリという背景です。

もちろんストーリーもとてもしっかりしていて、

ずっと大ファンです。

楽しみに見ています。


その北欧ではなくても、

我が家でも、先日から、以前も紹介しましたが

湯たんぽの「ぐだ」が登場してきました😅

もう15年くらい使っていますが、

最初、「ぐだ」と名前をつけた時は、

もう少しのんびりした顔だったと思うのですが、

なんだかだんだん人相が悪くなってきました😅

この「ぐだ」を、お布団に入れるようになると、

睡眠障害もちょっと改善するような気がします。

もうすっかり晩秋、冬仕様に、整えたのに、

また明日から気温が高くなるとのこと💦

ぐだ、どうする?ですね😰