図書館で、浅田次郎さんの
たくさんの本の前で、
まだ読んでないものは、と探すと、
ちょっと敬遠してきた
軽そうな、コミカルなのか?
と、思うようなもの。
泣かせる天才は、きっと笑わせるのも
上手なんだろうけど…
だけどやっぱり、浅田さんのものでは、
泣きたい!と思っていて
やっとここで、他にないしなぁ😰
とこの本を、選びました
アメリカ人の青年が、
とても日本びいきの婚約者に、
ひとりで日本を見て来い、と
求められ、日本を旅する物語。
アメリカ人が
初めて、見る日本のアレコレ😂
日本人のアレコレ😅
確かに!まぁね、と、ウケる😄
やっぱり笑ってしまう。
面白い✌️
京都。
清水寺。三十三間堂。
その神秘的な美しさを、
改めて、初めて見るアメリカ人の青年の
言葉として語られると、
やはり誇らしく、また再発見したような
思いになります。
大阪。
その温かい賑やかさと、クイダオーレ😍
タコヤキ、オコノミヤキ、クシカツ。
初めて食べるジャンクな食べ物の美味しさ。
そうだろう、そうだろう👌
とこれも誇らしく思う。
別府。
温泉の素晴らしさ、
硫黄の匂いで、幼い頃別れたきりの父を
思い出したり。
いろいろな温泉を周り、
だけど悲しい事件もあり。
東京。
台風の中の東京。
地下街での少年との出会い。
BGMの「ミスターロンリー」✌️
懐かしい!
築地の寿司。
釧路。
釧路湿原の丹頂鶴の舞を見るために。
恋人にも勧められ、東京で出会った主婦からも
ぜひ見てきてくれ、と頼まれ、
そして釧路の居酒屋で知り合った
不思議なおばあさんに案内すると言われ、
その丹頂鶴を見に来た釧路湿原で、
とても不思議な再会がある。
やはり最後は、
浅田さんらしい、ふっと涙ぐむような
ところがありますね。
日本の美しさ、素晴らしさ、
それを再発見するためだけに
読んでも楽しいと思います。