休みの日の夕食。
豆ご飯、肉じゃが、きゅうりのナムルなど。
きゅうりのナムルは、三日目。
豆ご飯、肉じゃがは、今日作ったので、
明日、明後日もたぶん登場💦
一日、録画した、またまたイギリスのドラマ
「刑事フォイル」を観ました。
フォイルが、なかなか渋いおじさんで、
やはりモースやシェトランドと同じで、
ストーリーもそれぞれしっかりしていて、
次々と観てしまいました💕
今日は、癌の手術からちょうど6年になります。
胃と食道の接合部癌でした。
手術の前に、
2クールの抗がん剤治療をしたので、
癌発覚から2ヶ月経ってからの手術でした。
抗がん剤に2ヶ月もかかったので、むしろ早く
手術してさっぱりしたい😅という思いの方が
強く、やっとだ!待ちかねた!という気分。
その前年の暮れくらいから、やたらゲップが出るようになり、近所の医院に行きました。
そこでは
逆流性食道炎と言われて
薬も出ていましたが、全然治らず、やっぱりどうにもおかしい💦と、年明けの一月半ばに、大きな病院に紹介状を書いてもらいました。
そこで
CT検査、胃カメラ、などして、すぐその日に、
たぶん癌だ、と言われました。
もうその次の日には入院になり、
PET検査などの後、1週間後には、抗がん剤の
治療を始めました。
この頃が一番辛かったように思います。
窓の外の、普通の街の普通の暮らしの人、を
見下ろしながら、
もう全く別の世界に来てしまったようで、
どんなに羨ましく思えたか!
あそこに戻りたい!と強く思いました。
2ヶ月は、長かったけど、
ただ自分に何度も、焦るな!!と言い聞かせて、
子供には暗い顔を見せないように、と
それだけを思っていました。
2度目の抗がん剤で入院したころは、
髪も抜け初めていて、かなり、ガックリきて
いたのですが、
同室に、腎臓癌の再々発の人がいて
人工膀胱にする手術を受けられる前のようでした。
そんな大変な手術の前なのに、
とても綺麗な方で、とても明るく、みんなに
いろいろ声をかけて、大きな声で笑っていて、
本当に励まされました。
部位は違っても、同じように、癌で戦っている人が、
明るく笑っていると、私もそうしよう!
私も大丈夫だ!と前向きになれました。
手術は、無事終わり、
その後の経過も、全く問題なく、
外科の担当医からは、百点満点!と言われ、
退院しましたが、
どこが百点満点なの?と腹が立つくらい、
それからしばらくは、大変でした。
これで、どうやって生きていったらいいんだろう?
と思うほどでした。
少しずつしか飲み込むことが出来ないし、
引っかかった感じで戻ってきたり、
ちょっと食べただけで腹痛。
ダンピングで、汗だくで動けなくなったり、
寝ていると逆流するし、
息が詰まった感じで苦しくて寝ていられなかったり💦
術後1ヶ月で、仕事に復帰しましたが、
時間も短くしてもらい、半分休みという日程でしたが、3ヶ月はもう必死でした。
不眠も続き、ついに睡眠導入剤をもらうようになりました。でもこれはとても良かったです。
とりあえず、寝ることは出来ると思うと、とても
精神的に安定しました。
あれから6年が経ち、
本当に、随分、普通、に近づいてはいます。
あの頃の自分に、大丈夫、生きていけるよ!
と言ってやりたいくらいではあります。
相変わらず、少しずつしか食べられないので、
ひとりでの外食は無理になりました。
体力もなくなったなあ💦と思いますが、
これは6年分の老化もあるかも😰
休みの日に、ちょっと調子よく食べてしまうと、
後期ダンピングを起こすことは、まだ時々あります。
逆流するので、寝る時は、上半身を高くして
寝ていますが、時々横向きに寝ていたりして、
胃酸が逆流してきて、咳込み、喉の痛みと、苦さと、
で、しばらく苦しむこともあります。
でも、今、私は、自分が癌サバイバーだということを
ほとんど忘れて暮らしています🤣
ダンピングを起こすから、たくさんは食べないとは思いますし、逆流するから、身体起こして寝なきゃ、
とは思いますが、
癌だったから、というのは忘れています😅
あんなに強く、普通の暮らし、普通の生活、
あそこに戻りたい!と思った日々。
3ヶ月、半年、1年ごとの検査の度、
ハラハラドキドキし、最悪のことも覚悟して、
行った病院への道。
3年目の検査で、もうほぼ大丈夫だよ、と先生に言ってもらい、会計を待っている時、涙が出て止まらなかったこと。
やはりそれは時々思い出して、今の有り難さを
感じるようにしなくては❣️
それだけは、癌サバイバーであることの、
特権?ですからね✌️