私が、好きな作家さんといったら、もうとても
あげきれないほど、いるのですが、
大人になってからの、最初に( 変な言い方ですね)
引き込まれるように熱中して読んだ、というと
有吉佐和子さんのものです。
「紀の川」「有田川」「鬼怒川」「青い壺」
「悪女について」「非色」「恍惚の人」「一の糸」
あげればきりがありませんが、
二十代の頃、次々とどれも本当に物語の中に引き込まれてしまいました。
なんだかこれが本当の物語だ!と思った覚えがあります。
まだまだこれからたくさん読める、と思っていたのに
若く亡くなられ、本当に残念に思いました。
夢中で読んだ頃から、もう何十年もたつのに、今読んでもやはり同じように引き込まれるのです。
観念ではなく、ただただその中に引き込まれてしまう
というような?
なんとなく映像を観ているように読んでいる気がします。
若い方もぜひ読んでみてください!
「悪女について」などなんとなくミステリアスで
面白いとおもいますよ❗️