全国温泉サミットin長湯その2 | 長湯温泉・大丸旅館からの季節便り

全国温泉サミットin長湯その2


先日行われた全国温泉サミットin長湯、前夜祭に続き本サミットの様子を紹介させていただきます。


実は、私は当日は「照明係」という地味ですが気の抜けない仕事をしておりましたのでサミットの模様がよく分かりません。。。


そこで、長湯温泉マグナさんのホームページ より以下を抜粋させていただきました。

志賀社長さん、有難うございます。


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本日、長湯温泉では、全国で「源泉かけ流し」の温泉を行っている

九つの地域が集結して、「温泉サミット」が開催されました。

各温泉地の紹介や講演会、パネルディスカションなどが行われました。

講演会では「ヨーロッパの温泉療法の現状」を題して、北大の阿岸教授が、

また、「温泉はなぜ日本人を幸せにするのか」という題で、札幌国際大の

松田教授は講演されました。



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今日はお二人の講演の内容を少し紹介したいと思います。




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一枚目の写真はドイツのコロナドという飲泉場です。

ドイツでも長湯温泉と同じような炭酸泉が湧いています。

しかしドイツでは、日本のように慰安旅行で温泉に行って、宴会で酒を飲むような習慣は無いそうです。ヨーロッパでの温泉の目的は医療と美容です。

ドイツでは健康の為の飲泉も盛んで、温泉を飲むことは新鮮な野菜を食べることと同じと言われているそうです。

野菜も温泉も共に土中の自然なミネラルを含んでいるからでしょう。

独特な形の飲泉カップで、ゆっくり時間をかけて温泉を飲みます。



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二枚目の写真はCO2ガス浴というものです。

炭酸泉に浸かった時のように体が二酸化炭素を吸収して、血流をよくしたり

血圧を下げる効果があるそうです。これは水圧の影響を受けない炭酸泉という

事です。



松田教授の話では、温泉に5分浸かるのと、なわ跳び5分するのとは同じ消費カロリーだそうです。温泉はじっとしてダイエットが出来ます。

また温泉こそ日本が誇る資源であるのに、医療分野には生かされていないのが

残念だとも述べられていました。日本人は世界的にも長寿国です。しかし

健康寿命は、男性73歳 女性78歳で平均寿命までの数年間はベッドの上というのが現実だとも。

降圧剤 1億3000万円

血糖値改善剤 8000万円 これは日本で1年間に使われる薬価です。

検査と薬付けの現代の医療は本当に私達を健康にしてくれるのでしょうか?

松田教授の講演は現代医療に対する警鐘と日本の温泉への謳歌のように聞こえました。


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松田先生


西洋医学の限界は来ています。これからは代替医療です。

代替医療とは予防医学のことです。

予防医学、それが温泉なのです。

長湯温泉のある竹田市は全国に先駆けて、保険適用で温泉に入れて宿泊も出来る制度を始めました。しかしまだ始まったはかりです。今後、日本のどこの温泉でもこのようなシステムが始まったら、健康寿命もきっと延びると思います。


                                     以上、長湯温泉マグナHPより