☆静脈点滴2日目 | きじとら☆茶とら+はちわれ

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うちの猫達と他所の猫達のことなどあれこれ書いてます。
※不妊治療は限定記事にしています。

昨日はセカンドオピニオンの病院に行くつもりでしたが、主人が早く抗がん剤を使ったほうがいいとのことで揉めまして…かかりつけに行きました。

脱水状態が酷いとのことで(飼い主がよく分かっていなくて駄目ですね)、静脈点滴をして回復してきたら抗がん剤を使うかどうか決めましょうという事に。
強制給餌をしても3口くらい以降は口からダラーっと出してくるし中々食べさせられず、リンパ腫も悪化してきているので全身状態が悪くなってきています。

昨日は点滴で回復して来ていたのですが、2日間点滴と強制給餌を頑張って明日に抗がん剤を使うことにしました。
昨日は宿曜の占いで壊の日でそれが今日も2日続くのもありました。
母親と茶寅の猫が亡くなったのがちょうど壊の日だったので…縁起担ぎに過ぎませんが何かあったら後悔するので。

昨日は夜は結局2回の強制給餌ですが、口から出してきてごく少量のみ。
3口以降は飲み込まないから5口くらい食べさせたら一旦休んで、10分後に再開、という風に今後はしようと思います。

抗がん剤の使用は聞かない場合は今回のように毒を入れただけで全身状態が悪化するだけですし、明日のオンコビンが効かなければそれ以降は使わないと思います。
使うにも体力的にも無理。

安楽死についても昨日聞いてきまして、条件が整えばかかりつけでやってもらえるそうです。
陸地で窒息死という状態での死に方だけはさせたくなく、どうしてもの時にはお願いするつもりです。
(中皮腫の猫ちゃんだと肺そのものが機能しなくなるので窒息死状態になるが、リンパ腫の場合は全身状態が悪化して多臓器不全で亡くなることが多いそうです)

まだ諦めたという気持は無いけれど、少しでも苦しまないで過ごせるよう頑張らないといけません。

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ハチは悪液質の状態かと思います。
悪液質に必要な成分があるのでそちらを服用させるようにしました。


症状を抑えることで生存にもよい影響が
がん患者をやせ衰えさせる「悪液質」には適切な栄養管理を!

http://www.gsic.jp/meal/ml_14/index.html
もちろん、過剰な水分やエネルギーの投与を抑える一方で、必要な栄養素の投与を行います。悪液質の患者さんに必要な栄養素とは何かというと、がんやその治療で失われる栄養素だといいます。
「がんは自分が生きるために独特のエネルギー供給のための代謝サイクルを持っています」
東口さんによると、このサイクルを働かせるために放出されるのがサイトカインや生理活性物質であり、その結果、脂肪は分解されるし、肝臓に内蔵されるグリコーゲンも分解され、患者さんの筋肉もどんどん弱っていきます。

細胞のエネルギー生産システムは、栄養として摂取したグルコース(ブドウ糖)、脂肪酸やタンパク質(アミノ酸)を分解してATP(アデノシン3リン酸)を作り出す代謝過程を経てエネルギーを生み出します。欠かせないのはビタミンB群であり、補酵素のコエンザイムQ10、亜鉛、脂肪酸代謝にかかわるL-カルニチン、それと分岐鎖アミノ酸(BCAA:バリン、ロイシン、イソロイシンの総称)などですが、悪液質になるとこれらがどんどん減っていきます。

終末期の患者さんの足腰が立たなくなるのは、筋肉が崩壊するだけでなく、“ 原料不足” によって細胞でエネルギーがつくれなくなるからです。 また、老廃物の代謝が困難となり、そのために体はだるくなり、吐き気や食欲減退で食べられなくなり、髪の毛は抜けるし肌はボロボロ。そんな自分の姿を鏡で見て、心も病むようになる──という悪循環に陥るのです。
それなら、たとえば足りなくなったBCAAを補ってあげたらどうかというと、たしかにBCAA投与によって筋タンパクの崩壊を抑えることができます。さらにアルブミンなどのタンパク質の合成も増えるようになります。

ほかに、蓄積した乳酸をエネルギーに変換して倦怠感を改善するため、クエン酸の投与が有効です。また、亜鉛や銅といったものも重要な役目をしていますが、これらをバラバラではなく、まとめて投与すると、いったん止まりかかっているエネルギーの生産サイクルが再び動き出します、と東口さんは語ります。
このような考え方に立って、BCAAやコエンザイムQ10、L-カルニチン、亜鉛、クエン酸などを配合した栄養機能食品(「インナーパワー」という商品名で発売)を開発。治療に役立てているといいます。

EPA食品の効果は?

イワシやサバなど青背の魚に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)というオメガ3系不飽和脂肪酸も有効とされています。
EPAは血液の循環をよくするなどの効用がいわれていますが、炎症性サイトカインであるインターロイキン6の産生を抑制して筋タンパクの崩壊を抑える働きがあるとして、悪液質の患者さんに用いられています。
「オメガ3系脂肪酸は、タンパクの喪失を抑制してくれるというのでヨーロッパなどを中心に使われています。私も悪液質にいたる前段階なら、オメガ3系が有効と考えています」

日本では「プロシュア」などの商品名で販売されています。