JNN 福島第一原発 情報カメラ (Live)
http://www.youtube.com/watch?v=FptmoVcgpqg
火災と報道してたのにいつの間にか訂正も無く爆発となっているのが謎です。。
謎深まる4号機爆発 水素、原因じゃない?
2011年5月10日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011051002000183.html
福島第一原発4号機の原子炉建屋が大破した原因をめぐり、謎が深まっている。建屋内プールの使用済み核燃料が損傷し水素が発生したと考えられてきたが、水中カメラで調べても燃料に損傷は見あたらない。地下で接する3号機から水素が流入した説も出てきたが、説得力に欠ける。専門家の間でも「原因は分からないかも」との声が出始めた。
大震災当時、定期検査中で、炉内の燃料は全てプールに移されていた4号機。1~3号機の対応に追われ、忘れられがちだったが、三月十六日撮影の衛星写真で大破していたことが分かった。
柱を残しほとんど壁が吹き飛んでいることから、東京電力は水素爆発が起きたと判断。計千五百三十五体の燃料を保管していることから、注水冷却に追われることになった。
だが、四月二十八日と今月七日にプール内を水中撮影すると、がれきなどは入っているが、いずれも予想以上にきれいな状態。
東電の松本純一原子力・立地本部長代理は八日、「燃料は比較的健全と思っている」と述べた。燃料が無事なのはいいことだが、大破の原因究明は振り出しに戻った。
次に浮上したのが、隣の3号機から水素が流れ込んで爆発したとの説。先に3号機は大爆発を起こし建屋は無残な姿になっており、水素が発生したのは明らか。3、4号機は地下の配管などでつながっているため、流入説が出た。ただ、経済産業省原子力安全・保安院の担当者は「空気より軽い水素が下に回り込むものなのか疑問がある」と否定的だ。
水素以外の爆発説もある。点検時に持ち込まれた有機溶剤などが原因という。ただ、持ち込み量は「地震前日の作業終了時で石油類二・六リットルとスプレー缶三十三本」(東電)。民間シンクタンクの原子力コンサルタント佐藤暁氏は「壁一枚飛ばすどころか、人がやけどする程度でしかない」という。
テレビカメラで爆発が撮影された1、3号機と違い、4号機は爆発の目撃者もいない。原子力安全委員会の関係者は「どの仮説も検討するとあり得ないという結論になる。いつ壊れたかすら特定できていない」と途方に暮れる。
福島原発1号機、計測器修理に着手 安定冷却へ本格作業 [5/10 11:58]
http://www.asahi.com/national/update/0510/TKY201105100123.html
東日本大震災で被災した東京電力福島第一原子力発電所で10日、原子炉を安定的に冷やすための本格的な作業が始まった。原子炉建屋内に作業員が入り、原子炉圧力容器の水位を測るための計測器の修理作業や、冷却装置の設置の準備作業に着手した。
1号機では原子炉圧力容器を安定的に冷やして100度未満の状態にするため、圧力容器に水を注入し、 さらに外を覆う格納容器ごと水で満たす作業を進めている。同日午前0時までに計9911トンを注入した。
しかし、震災で計測器が故障し、水がどこまで入っているかわからない状態が続いている。
同日午前、作業員が原子炉建屋に入り、圧力容器の水位計の修理作業をした。計測値はこれまで、中央制御室でしか見ることができなかったが、現場で確認できるよう表示装置も取り付けるという。
東電は「作業が安全にできているかを確認する上で、水位計と圧力計が正しく作動し、原子炉の状態を
正確に知ることが欠かせない」としている。東電はまた同日午前、原子炉を冷やすため、冷却装置につながる配管の点検作業も始めた。原子炉建屋内は毎時600~700ミリシーベルトを計測する場所もある。
高い放射線量のなかで慎重な作業が求められる。