わたしの母は、

介護施設に入所しているのですが、

その施設から電話がありました。

 

 

要件は、

夜間帯オムツをしているのですが、

オムツを下げてしまい汚染が多いため、

防水のシートを購入して欲しいとのことでした。

 

 

購入に関しては、問題はないのですが、

その時、私に伝えた介護職員の言葉が

とても、引っかかりました

 

 

「○○さん、オムツイジるんです

それで、汚しちゃうのでシートを買って欲しいのですが...」

 

 

その時は、母が迷惑をかけていることを謝罪しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間が経過してもモヤモヤが消えませんでした

 

特に「オムツをイジる」

 

この言葉が引っ掛かりました。

 

 

私は、介護福祉士として15年以上働いています。

 

職員間では、

「オムツいじり」「汚す」

などの言葉を使うことは知っています。

 

でも、家族に対しては、

使わないようにしています。

 

介護する側からみると

「オムツをイジる」問題行動として見えますが、

 

介護される側からみると

「気持ち悪い」

「不快だ」と思っていると感じるからです。

 

悩みましたが

やはり、意を決して伝えることにしました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は次のように伝えました。

 

 

『「母がオムツをイジる」という言葉を聞いた時、

わたしはとても、悲しい気持ちになりました。

 

「イジる」という表現はまるで、

子ども扱いされ、母が軽んじられているように

私は感じてしまいました。

 

母は、母の人生を生きてきました。

その尊厳を忘れないで欲しいと、

強く思ったので、お伝えします。』

 

 

話を聞いてくださった相談員の方から、

「配慮が足りなかった」と

謝罪してくれました。

 

 

これが、良かったのかはわかりませんが、

このことは、私の介護福祉士としても

大切な学びになる出来事でした。

 

 

母がお世話になっているので、

言いたいことを抑えることもあります。

 

今回は、黙ってはいられませんでした。

 

もしかすると、

私の勤める施設のご家族も

言いたくても言えないご家族はいるのではないか、

そんなことも考えました。

 

介護をする側される側

 

どちらも、

お互いに優しさが循環する環境であって欲しいと思います。

 

言葉は人をつなぐものだからこそ、

その力を大切にしていきたいと私は感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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