
理由は、同居してる(実家だから、普通だけど
)弟が、数ヶ月ぶりに声かけてきたのだ。「ねぇちゃん(弟にとっては、性同一性障害関係なく、姉ちゃん呼ばわりされてるのだ
)、冷蔵庫にある、うどんもらっちゃ駄目?金つきちゃって。腹減った。なんかない?」久々の発言に内心。
(えっ?給料は、夫より遥かに高額なはずなのに、何故に金つきた?どんな金の使い方しとんねん
)と思っていたが、やはり、姉貴で有るからにして、食わしてやらねばならんと思い、毎度の如く、夫には事後報告することにして、弟の食事も任せていただけることになったのだ。
無賃食状態の期間分は、毎度、給料日に一括払いしてもらってきた。
今回から、僕が、術後の体調次第で、家事に復帰出来たら、弟の食事を任せていたいただけそうなのだ。
日勤夜勤をOKしてる弟は、毎日が不規則な生活をしてる。
そして、びっくりな事実を耳にした。
弟の食費。
一日あたり、6000円だそうな。
僕ら夫婦の食費は、2週間5000円位。
弟の収入で、なんとまぁ、食費が一番デカい出費だったのだ。
喫煙量は、引きこもり時代と比べて、メチャクチャ減ったそうで

(まぁ、仕事中は、タバコ吸えないから、必然的かな?
)しかも、コンビニやスーパーで、弁当を山程購入してくるから、ゴミで足の踏み場が弟の部屋にはない状態

床が抜けるのが早いか、火事になるのが早いか、ゴミ踏んで、弟がこけるのが早いか

そんなこんなで、僕の生活リズムは、ガラリと変わった。
朝は、8時前後に慌てて起床。
雛とように遅めの朝ご飯を食べていただいて、ゴミ出し・散歩。
帰宅後は、洗濯・掃除・義理家族からの電話の応対。
場合によっては、夜勤明けの弟の食事を用意。
自分の食事する暇なく、弁当・夕飯のメニューを考えて、食洗・調理。
(何故なら、弟は、基本夜勤が多いから、14:30目安に、調理を終えてなければならないのだ。)
調理を終えて、一息つく暇なく、午後の雛とようとのお散歩へ


)お腹がどんなに鳴っていようが、お散歩の時間は、僕の中で、凄く大切にしてる時間なのだ。
一番、リフレッシュ出来る時間だから。
そして、一番デカい変化が有った。
昨年末位から、夫が言ってくださっていたことがある。
「年末調整でたら、真理子(僕の本名)の携帯を契約しに行こう。」
そして、待望の年末調整を戴けたのが、今月初め。
電話の契約内容について、連日、バトルが勃発していた。
僕は、いつ利用停止になるかわからない弟が契約して持たせていただけてるスマホが有る。
しかし、停まって電話出来なくなる度に、義理家族が不便な思いをしていたから、かけ放題だけで、最初は構わないと言っていたのだ。
それを覚えている夫は。
「お前、通話が出来るだけで良いって言ってたやんか!話が違う。許さん。約束破るなら、携帯は無しじゃ!」
その一言に対して僕の返答。
「弟に契約して貰ってる理由は、引きこもり時代に、僕の障害者年金から、貸してあげていたお金の返済が目的なの。弟は、今年30歳になるし、僕は、33歳になる。立派な夫が居ながら、30歳になろう弟に携帯代、養ってもらってるなんて、恥ずかしくて言えないよ。まぁ、契約してくれなくても、電話する人は、義理家族と娘関係しかないんだから、僕は困らないよ?話したかったら、大ちゃん(夫のあだ名)の携帯に電話してもらえば良いんだから。」
という繰り返し。
口論に終止符が打たれたのは、3月5日(日曜日)の事。
駄目元で、ドコモのオンラインショップを開いて、端末の値段を見ていたら

期間限定キャンペーン中で、安価で契約出来るという情報を目にしたのだ。
僕が、ドコモで契約する時は、一括払いで、約10万支払わなきゃならなかったのに、機種によっては、スマホを15000円代で購入出来るとのこと。
期待半分、諦め半分で朝を迎えた。
僕より、後で起床した夫から、驚愕の一言。
「スマホ、考えてもよいよ。契約しに行こう?ガラケーぢゃなく、スマホ。ドコモショップ、早く行こう?」
それ聞いて、内心(寝てる間に、一体何が起きたんだ?人生共に過ごしてきて9年目にして、やっと、電話持てるのか?信じて良いの?嘘ついとる?騙されとる?なんか、裏が有る?怪しい。)
と思った。
13時に車検を予定していたので、それを理由に様子見をしてみた。
車検受けてる最中に、気が何故変わったのかを聞いてみた。
「なんで、いきなり気持ち変わったの?スマホを契約してくれるなんて。急すぎぢゃん。昨日寝る前まで、嫌がってたのに。」
夫の答え。
「なんとなくだよ。それに、普段のスマホの使い方見ていたら、Wi-Fi入る所以外は、電波オフにしとるの知っとるし、家事頑張ってくれてるから。」
その一言を聞いて、胸が熱くなった。
ずっと、
「誰も、信用出来ない。家族だろうが、夫婦だろうが。生涯、信じられるのは、自分一人だけだ。」
と言い続けている夫に、9年目にして、初めて認められたような気がしたのだ

お小遣い0円。
電話の自由も無かった。
それが、初めて、電話の自由を認めてもらえることになったのだ。
僕にとって、メチャクチャデカい昇進



話がまとまって、随分後に、車検終了。
近くにマクドナルドがあったので、僕のdポイントカードで、初のお買い物をした。
軽食後に、いざドコモショップへ

機種の条件は2つ。
①テレビのアンテナが内臓しているもの。
②機種代金が安価なもの。
条件を店員さんに伝えると、オススメされたのは、印象的なCMで記憶にあった機種だった。
ARROWSさんのF-01j。
CMでは、落としまくっても壊れないということをアピールされていたので、見る度に

(ARROWSさん、何故にこないに、落としまくるCMにしたんや?そんなに落としまくる人おる?)
とツッコミを入れていたのだ

しかも、夫のタブレットと同じメーカーさんだから、操作方法に悩む必要無し。
キャンペーン対象機種だったから、安価で契約可能だったのだ。
あれやこれやと審査やら契約内容やら、手続きに時間は掛かるもので

終わったら、18時過ぎ。
夫は、
「予算の半額で済んだから、久々に外食行きたい。」
と言ったけれど、洗濯物干しっぱなし・弟の食事・弁当作りがあったので、一旦帰宅した。
家事してたら、あっという間に時間は過ぎるもので

翌日、仕事を控えて、空腹な夫が案の定ブチ切れ

台所仕事を途中辞めして、外食行ってれば、多分、夫をブチ切れさせずに済んだと、今なら思う。
毎度の如く、怒鳴って、購入してきたばかりのドコモの袋(事前に、キレることを予感して、スマホだけ、出しておいた。)を投げて、ベッドを叩きまくって、落ちつかせようと投げられた袋・布団・毛布を直しにベッドに上がった僕の左手首の関節を拳で一発殴ったのだ。
毎度お馴染みの発言も出た。
「さっさと土下座しろ。謝れ。早く!」
もちろん、正座は、人工関節入れてからは、ドクターストップ出てるから、出来ない。
しかも、家事して、怒られた理不尽さに怒り爆発したから、謝罪する気全くなかった。
ブチ切れた理由は、夫の中で、行きたい店が変更されていたからだったらしい。
和洋折衷、デザート食べ放題のお店に知らぬ間に変わっていたのだ。
さすがに、それ聞いて、怒りよりも、申し訳なさが勝って、反省と謝罪の言葉を言った。
「行き先変わったのを聞かされてなかったから、わからなかった。たのしみにしてたのに、ごめんなさい。申し訳ないです。お許しください。」
と。
食べたいものが食べにいけなくなった時の気持ちは、最悪だから。
怒鳴っている最中に、
「医療費、払わないから。手術もやめて、進行癌になるまで、放っとけや。勝手にしねるやろ?」
とも言っていたのだ。
ブチ切れると、暴言酷いから、真に受けないことにしてる。
極論過ぎるから

結局、夜食食べる時間帯になって、近くの回転寿司屋さんに行った。
ただ、正直、殴られた左手首は、痺れきって動かせず状態。
夫には、「医療費は、出さない。」
と言われたばかりで、言えるわけもなく。
黙って、座って冷水をちびちび飲んでいた。
精神的にも、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を持っている為に、鬱状態➕希死念慮で頭一発で、食事所では無かった。
唯一の救い。
WBCの練習試合が、テレビ中継されていた事。
イヤホンマイクして、音量最大にして、現実逃避が出来たのだ。
その間に、パクパク食べていた夫から一言。
「食べないの?」
これ以上、怒られるのが嫌で、恐ろし過ぎて、縮こまっていた僕の返事は

「食べて宜しいのですか?これ以上、怒られたくないので、食べて良いものを注文なさって下さい。出されたものを食べれば、恐らく、怒られないでしょうから。」
外面良くて、内面悪いのは遺伝らしく、
今回も夫は、
「食べたいだけ食べて良いから。気分悪くなるぢゃん?食べてくれなかったら。食べて?せっかく、外食しにきてるんだから。」
と言われたので、夫が頼んでくださったお寿司を食べて、シメにデザートをいただいて帰宅した。
購入してもらったスマホの設定をする必要もあったが、夫がまたもやブチ切れたことに恐怖で一杯で、ベッドに上がる勇気が持てなかった。
早朝まで、炬燵に入って、スマホつついてた。
設定自体は、あっという間に終わったけれど、眠気は全く無かった。
仮眠取り出したのは、朝4時過ぎ。
(寝てたら、また怒られるかもしれない。布団に入らず、北枕で仮眠とろう。)
と思い、雑魚寝した。
しかし、仮眠中に、夫に起こされた。
「仕事で使う笛、どこ?」
と聞かれ、言うより、出した方が早いから、ベッドから降りた。
一度起きたら、寝ることが出来ない僕。
特に、ストレス抱え込んでいる時は、基本、不眠症になる。
昼寝なしで、主夫(主婦)業をこなした。
5日の夜以降、不眠症状態。
今更、眠剤飲みたくないから、勝手に寝れるまで、起きてる毎日が続きそう。
体調と家事で、精一杯な現状。
卒園式は、未定だけど、入学式前日には、義母が泊まりに来てくださる予定

なのだが

家の大掃除が間に合わない

掃除は、断念して、片付いてるリビングにあるベッドを使ってもらう事にした。
一晩寝たら、すっきり爽快になれる夫に、6日の昼間に左手首の症状をメールしたら、帰りに湿布薬を買ってきて下さって、患部に貼っている。
本当なら、病院行って、検査・処置すべきなんだろうけど、僕の面倒くさがりな特長と医学知識フェチが影響して、自己処置中。
打撲傷だと思うから、固定用の包帯を巻いとけば、早く回復するんだろうが、洗濯物は増えるし、家事に邪魔だから、今のところ、湿布貼るだけにしてる。
(家事せずにいたら、また、夫がブチ切れそうだから、恐ろしすぎて、固定出来ない。)
ただ、僕の人生、親からの体罰は、日常茶飯事だった。
だから、打撲傷位で、ギャ~ギャ~騒ぐことはしない。
嫌なのは、言葉の暴力。
僕が胎児の時には、既に、父が言葉の暴力振るっていたらしい。(他界している、母から聞いた話によると。)
だから、嫌な言葉を聞いたり見たりすると、すぐにストレス抱え込んでしまう。
一度抱え込んでしまったら、暫くは、不眠症状態になってしまう。
今日も、なかなか眠れない僕にかわって、寝て下さっていたお二方です

(写真撮ろうと、立ち上がったら、起きちゃった、雛パパ
)
ようパパと雛パパ

お二方がいてくださる事で、沢山救われている僕でする。
相変わらずの夫に、困惑しながら、13日の通院・20日~22日までの入院に向けて、カウントダウン頑張ろうと思います。
有難う御座いました。