Bond 21 | watermelon

watermelon

鈴木拡樹君を愛してやまない管理人のブログです。
年に数回、拡樹くんの観劇ができるように日々お仕事頑張ってます。
最近は娘の影響でBTSのジョングクくんの笑顔と透明感のある声に惹かれてます。

「義一君、今日は帰ろう。」

「ああ・・・。」



井上佐智が崎にそう言った時



「はじめまして、崎義一さん。」
                            

悟が翔君から離れそう言った。



「昴流、翔疲れてるみたいだから楽屋に連れていって。」

「・・・わかった。翔君、楽屋で待ってよう。」

「はい。井上さん、崎さん。ありがとうございました。」



翔君はそう言って礼をすると2人の横を通りすぎ



「昴流さん行きましょう。」



俺を見て笑ってそう言った。



さっきまでの表情と違う。
悟が来たことで翔君は安心したのか。
悟、お前の言う通り、お前がいないとダメなのかもな。






「翔の事を確かめに来たんですか?崎さん。」

「ああ・・・。」

「島岡さんにお話はしてあります。こちらは・・・翔が自分を取り戻せるならそれでかまいません。」



俺たちが楽屋に戻った後








「翔が傷つく事がなければ、という条件がつきますがね。」






悟が崎が睨みあって





「彼が託生なら・・・

俺は・・・


託生を傷つける事はしない。」
                 




そんな会話をしていたなんて思わずに





「崎義一、あいつはいったい何者なんだ?」






悟とあって笑顔になった翔君を見て、俺はそんなことを考えていた。