I'll be 5 | watermelon

watermelon

鈴木拡樹君を愛してやまない管理人のブログです。
年に数回、拡樹くんの観劇ができるように日々お仕事頑張ってます。
最近は娘の影響でBTSのジョングクくんの笑顔と透明感のある声に惹かれてます。

「ただいま。」

「お帰り。」



笑顔で俺を出迎えた託生を抱きしめた。



「どうしたのギイ?体冷えちゃってるよ。」



託生はそう言って俺の背中に手を回す。



「ごめんな、託生。」



そう言った俺に



「・・・中に入ろ?」



託生はそう言った。






部屋のソファーに並んで座り、託生を抱きしめたまま俺は何も言えなかった。



何かを口にしてしまえば・・・


それで終わる事がわかっていたから。







「ねえ、ギイ。」



そんな俺を見かねて口を開いたのは託生で・・・



「僕との生活は・・・楽しかった?」



突然そんなことを聞いてきた。



「ああ・・・楽しいよ。

託生がいてくれるだけで・・・

俺は幸せだ。」



「僕も・・・僕も幸せだったよ。ギイと一緒に過ごした毎日が・・・僕には全てだったんだ。」



そう言って託生は俺の手を離すと立ち上がり俺を見下ろした。



「ギイが幸せそうに笑ってるだけで僕も幸せになれた。ギイが喜んでくれると僕も嬉しかった。

ギイがいるだけで・・・僕は生きてるって感じられたんだ。ギイの愛情に包まれて。」



託生はそのまま俺の頬に手を添え



「だからギイ・・・。




君にはちゃんと生きて欲しいんだ。」



そう言った。




生きる?




それどういう意味だよ、託生。