仲間とともに(荒北靖友birthday) 7 | watermelon

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鈴木拡樹君を愛してやまない管理人のブログです。
年に数回、拡樹くんの観劇ができるように日々お仕事頑張ってます。
最近は娘の影響でBTSのジョングクくんの笑顔と透明感のある声に惹かれてます。

「後始末しろよな、ったく・・・。」 



福ちゃんの部屋で飲み食いをすると、東堂は巻ちゃんに電話をしなければと部屋を後にし、新開は福ちゃんのベッドを借りて寝ていた。 



「すまん。荒北の誕生日なのに。」 



テーブルの上の残り物を1つにまとめながらそういう福ちゃん。 



「別に気にすんなよ福ちゃん。俺も嬉しかったし?こうして皆が祝ってくれる事がさ。」 



飲んだジュースのからを集めながらそう言った。 





「なあ、福ちゃん・・・。」 

「ん?」 

「いよいよだな。」 



そう言って福ちゃんを見た。 



「ああ。」 

「俺達にとっちゃこれが最後のインハイだ。」

「そうだな。」 

「持てる力を全て出すぜ。そしてあの日の約束どおり・・・。」 



俺と目を合わせたまま福ちゃんは大きく頷いた。 


俺も・・・



福ちゃんを見たまま大きく頷く。 



「絶対に行こうぜ。あの高台に。」 

「ああ。約束だ、荒北。」 



右手を差し出した福ちゃんにと誓いの握手をして・・・。 





俺は福ちゃんの部屋を後にした。