secret 7 | watermelon

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鈴木拡樹君を愛してやまない管理人のブログです。
年に数回、拡樹くんの観劇ができるように日々お仕事頑張ってます。
最近は娘の影響でBTSのジョングクくんの笑顔と透明感のある声に惹かれてます。

大学のオープンキャンパスというものに参加した。 
行っといたほうがいろいろといいぜというクラスメートの言葉を鵜呑みにして。 


ったく・・・そんなに来てねーじゃねーか。 
そう思いながらぶらぶらしていたら、見覚えのある奴が前から歩いてきた。 



「荒北?」 



「金城?」 



総北のエース、金城。 
何でここに? 



「はあ?・・・何でお前がここにいるんだよ?」 

「俺はこの大学を受験するからな。ここの自転車部に入る事になってる。」 



ここにもあるのかよ、自転車部。 



「お前こそ・・・なんでここにいるんだ?荒北。」 



何でって・・・。 



「そりゃお前と一緒だよ。ここを受験するからに決まってんだろ?」 

「お前がここを?」 



何をそんなに驚いてやがるんだ? 






「お前は・・・




福富と同じ大学に行くものと・・・。」 



・・・ったくどいつもこいつも・・・ 



「俺と福ちゃんをセットで考えるの、やめてくれなーい?」 

「そうなのか?てっきり大学に行っても福富を運ぶのは荒北だと思っていた。」 



俺も思ってたよ。 



「新開が同じ大学に行くから問題ないだろ?それに・・・」 



ふっと小さく笑って 



「俺はもう自転車には乗らねーからな。」 



そう答えた。 



「乗らない?」 



「ああ。乗らねー。もう卒業だ。 



大学に入ったらその辺のねーちゃんと仲良く遊んで楽しいキャンパスライフって奴?それをするわけよ。」 



それが楽しいかどうかなんてわかんねーけどな。 



「福富は知ってるのか?お前がここを受験する事。」 

「さあな?福ちゃんとは話してねーし。」 



めんどくさー奴とこれ以上話してても何もいい事ねーな。 



「じゃあな金城。俺行くわ。」 



そう言ってその場を後にした。