人魚姫 26(完) | watermelon

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鈴木拡樹君を愛してやまない管理人のブログです。
年に数回、拡樹くんの観劇ができるように日々お仕事頑張ってます。
最近は娘の影響でBTSのジョングクくんの笑顔と透明感のある声に惹かれてます。

「っておしまいじゃねーだろ。」


うるさいな・・・ギイ。


着地点が見えなくなったんだからしかたないんだよ。


「はあ?着地点ってなんだよ。託生は・・・託生は俺が好きなんじゃないのか、作者。」



ん・・・



でもそれだと泡になって消えちゃうし・・・。



「なんで俺じゃなくて雅彦さんなんだよ。」



ギイには相楽先輩がいるから。



「いないいない。もういない。あいつ俺より海の中にいた三洲にほれたとかいいやがって・・・




だから運命の相手を託生に戻してくれ。」




それはできないかな?


だって・・・



託生君幸せそうに雅彦さんと行っちゃったしね・・・。



「行っちゃったしって連れ戻せ。作者だろ?」

「だったら・・・ギイの心臓貫いてもいい?




ギイは託生を救うために自らナイフを奪うと胸に突き刺し『お・・・俺の血で・・・俺の血を・・・』苦しそうにそういいながら託生を押し倒すと・・・」



ギイ、そんなぎらぎらした目で見なくても・・・



「押し倒すと?」

「ナイフを抜いてその血を託生の足に・・・。」

「え?ナイフを抜いて・・・


俺死ぬじゃん。」



そうだよ?


託生君を助けるためには君は死なないといけないから。



「それじゃ幸せになれないだろ。」



だから雅彦さんと・・・



「いや、それも違う。」



ギイは私の肩に手をかけると









「今すぐ俺と託生のハッピーエンドに戻せ。俺と託生がキスをして幸せになる話しに書き換えろ。」




と無理難題を⬅そんな無理じゃないけど


でも



無理無理。





次ぎ書いたら、




託生はきっと姉、新にそっくりな王子に見初められ・・・




ってなる。










「作者、お前俺に恨みあるだろ。」





は?恨みなんてそんな小さなもの・・・




あるわけないじゃないですか。



「なに躊躇って答えてんだよ。



絶対ある。



お前俺のこと嫌いだろ。」






・・・手に負えない。



ということで、おつきあいありがとうございました。


着地点が見つけられず不完全燃焼ならごめんなさい。






次回の童話シリーズは何にしようかな?


リクエストお待ちしてます。





舌きりすずめは・・・





私にはかけないと思われます(笑)