Affection 153 | watermelon

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鈴木拡樹君を愛してやまない管理人のブログです。
年に数回、拡樹くんの観劇ができるように日々お仕事頑張ってます。
最近は娘の影響でBTSのジョングクくんの笑顔と透明感のある声に惹かれてます。

「真行寺、話す気になったのか?」



病院を出て近くの居酒屋。
個室を借りて俺は向かい合って座る真行寺を黙ってみていた。



竹森の言葉の意味。

何度真行寺に聞いても真行寺は何も答えなかった。



何もない、隠し事なんてないです。



俯いたままそうしか言わない真行寺。
こいつは隠し事の出来ない奴だから・・・行動や表情に出てるんだけどな。



「本当に何も隠してないです。」



普段はあれだけなんでも話すくせにどうしてそう・・・。



「このままお前が何も話さずにいて・・・葉山に何かあったら・・・。」



葉山の名前に真行寺の肩がびくっと上に上がった。



「お前は責任とれるのか?」



ゆっくりとあげた顔。



その表情は何かに怯えるようで・・・



いったい何があったんだ、そう思わずにはいられなかった。



「お前と葉山、2人だけの秘密があることをとがめるつもりもなければ、問い詰めるつもりもない。ただ・・・。」




そう言って俺は目の前にあるビールを飲み干すと










「そこに竹森や崎が係わってくるなら別だ。」











真行寺の目を見てそう言った。