サンタさんへ | さ★tokoのコトさ。

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 38歳。仕事も子育ても頑張っています。もちろん上手くいかずに落ち込むことも多々あり。小2の男の子(太郎)と年少さん(るっ花)の女の子とのバトルが続く日々。だけど、おしゃれも旅行もまだまだ気になります。テーマにとらわれず、tsurezureなるままに…。

 車の中で聴くBGMをクリスマスソングにチェンジした。

 我が家では、クリスマスの一ヶ月前になるとサンタさんに手紙を書くことにしている。プレゼントのリクエストをするのだ。これを見て、裏サンタは作戦を練ったり、ブツを調達したりするわけだ。

 今回も息子はサンタに手紙を書いた。7歳の少年は一心不乱に便箋に書きなぐる。そして、ママにも誰にも絶対に中身は見せないといって、封筒にテープをまきつけクリスマスツリーに差し込む。我が家では、翌朝になると、その手紙はサンタに届いている…という仕組み。

 さて、こっそりと手紙を開けてみた。予感は的中した。彼が大好きな生き物である。「オキナワトカゲのオスとメスをください。えさも30個下さい」と書いてあった。しかも全てカタカナで。きっとサンタさんは外人だから、ひらがなは分からないと思ったのだろう。


 「生き物でもなんでも、命があるものをあげたり、もらったりしてはいけない」と常々言い聞かせているのに…。手紙を書いているときも横から口うるさく「生き物はダメだよっ」と言っていたんだけど…。 だって、入手困難だもん・・・。

 そして、今日、息子のもとに返事が届いた。封筒には外国からやってきたかのように筆記体で氏名と住所が、切手はブラジルの何とか記念で発行された「あっちっぽい」柄。見た目は完璧である。

「返事が遅くなってしまったのは、ボクが『オキナワトカゲ』について勉強していたからだ。このトカゲの背中は縦じまが入り体長は19センチだって知っているかい?」という書き出しで始まり、「実は本当に残念だけど、このトカゲはキミに届けることはできない。その理由はキミも知っているよね。それでも手紙に書いてきてくれたということは、君がこのトカゲに会いたいという気持ちがとても強いことがボクには伝わってきたよ」と。そして、最後に「キミからの手紙がもう一度届くことをボクは楽しみに待っている」と付け加えた。言い回しは翻訳っぽく、もちろん文章はパソコンで打った。

 読み終わったら、どんな顔するんだろうと横目で見てた。「願いをかなえてくれない」と言って怒るかなぁ…と心配していたが、なんと一人でニンマリしているではないか。なぜ?
 「何て書いてあったの?」と聞いても「内緒」と言って何も教えてくれない。ただ、ただニコニコしている。トカゲは断念しなくてはならなくなったのに、なぜ? 納得いく断られ方をして満足だったのか。

 結局、真相はつかめていない。このままではプレゼントを最終的に何にしたら良いのかも分からない。ひょっとして私ってバレタ? いや、その点は大丈夫だと安心してはいる。が、実は私がからかわれているのかもしれない…。「サンタっているわけないし。ママがかわいそうだから信じているフリをしとこう」なんてね。彼の方が一枚上の可能性もある。どうなってるんだ・・・。


 それにしても、子どもたちに夢を見せるということは手間ヒマかかることですね。なんだかんだ言いながら、私が一番楽しんでたりして。さあ、この後、どうなることやら。