小諸なる古城のほとり、雨に霞む紅葉を愛でる | まほろばのdaimal

まほろばのdaimal

特にテーマがあるわけでもなく、自己満足の日記であります。


 島崎藤村の歌に出てくる古城跡、小諸懐古園。
何十年ぶりで、欅の大木と再会しました。

イメージ 1


 小諸駅向かって右側にある歩道橋を渡り三之門へ。
早朝は小降りであった雨も、開園時間である9時頃には大粒の本降り
です。

イメージ 2


 千曲川を背にした要衝にある懐古園は、石垣が残る城址公園。

イメージ 3


 紅葉シーズンで訪れた観光客も雨の中を濡れながら散策。
写真左に行くと千曲川河畔へ降りる道がありますが、今は通行禁止になっています。 

イメージ 4


 重い雨雲と茂った木々に似合う苔生した石垣。

イメージ 5


 懐古神社は本丸跡地に建立されました。

イメージ 6


 石垣を回り込んで、千曲川が見える展望所に向かいます。

イメージ 7


 晴天であったなら、色付いた葉を抜けて来る光で鮮やかなことでしょう。

イメージ 8


 弓道場では練習が始まっていました。

イメージ 9


 小諸市動物園!
40年前の高校生時代。 夏の合宿で何度も(OBになってからも)訪れていた頃から既にありました。 草笛のおじさんも、公園内で涼やかな音色を披露していたあの頃を思い出します。

イメージ 10


 千曲川を展望。
右下の「Daimal」署名の辺りです。
(ちゃんと川を撮影しておけばよかった。。。)

イメージ 11


 この界隈は軽井沢より気温が2℃程高い為か、紅葉の見頃はこれからのようです。

イメージ 12


 紅葉谷も色付き始めたばかり。

イメージ 13


 雨にけむる紅葉谷。

イメージ 14


 霧にけむる紅葉谷。

イメージ 15


 懐古園の紅葉は、まだこれからが見頃です。
菱野温泉でのんびりした後は、電車待ち時間にでもお立ち寄り下さい。

イメージ 16

 雨が酷くなる一方なので、予定を繰り上げて帰路につくことにします。
小諸から小海線で佐久平に出て新幹線に乗り継ぎます。
 新幹線ルートから僅かに外れてしまった古の要衝小諸。 さぞや寂しくなってしまったのだろうと思っていましたが、高校時代と変わらない雰囲気でひと安心。 この街には多感な高校生の夏合宿という青春の思い出がありました。


イメージ 17

 ゴミ袋を利用したバックパックカバー大活躍の軽井沢・小諸紅葉散策はこれにておしまい。 今週末からは学園祭を狙ってみようかと。。。


10/29撮影@長野県小諸市