台風が近づく曇天の軽井沢。
第二回目は軽井沢お散歩です。
曇り時々小雨のお昼前後は、空の様子を気にしながら。
前半は傘もささずに歩けましたが、カメラを撥水ジャンバーの胸元に入れて小雨から庇いながらの撮影。 曇天なのでカラー設定はビビットにしてコントラストも高めに設定したので、ちょっと色が濃すぎるかなぁといった写りです。

軽井沢駅前は紅葉シーズンとあって多くの観光客が降り立ちます。
言葉を聞いている限りでは、中国系観光客が大多数。

駅前から遠くの山を撮影。
薄っすら霧ががっている様に見える木々は、紅葉が始まったばかりのようです。

駅前から北に向かって反時計回りに中心街の縁を回る二時間コース。
別荘が建ち並ぶ区画を抜けると「万平ホテル」。 ここに宿泊したかったのですがシーズン中とあって予約出来ず(価格も問題ですが)。

小川沿いを北上する形で別荘が点在する林の中を散歩。

天候も考えて、レンタサイクル(一日980円だったかな。。。)を使わず徒歩でゆっくり進みます。

前回紹介いたしましたショー記念礼拝堂を見て西方向に。
地元の方は落ち葉の片付けでさぞや大変なことでありましょう。

ここは旧軽井沢近く。 別荘というよりは、地元に住まわれておられる方の住宅が並びます。 ほぼ軽井沢の真北ほどの位置(多分)。
普段の生活道路が、この季節だけ特別な道に飾られてるようです。

聖パウロ教会を過ぎ、旧軽井沢ゴルフクラブ付近の林。
こんな紅葉林を前に目覚めるような別荘生活に憧れを持つ気持ちがわかります。 冷たい空気に白い息。 対照的な暖色に癒されるひとときが自分のものになる。 その為には、人の何十倍ものストレスがある日常があるのかもしれませんが。。

紅葉の名所、雲場池。
ここに来て、ついに雨が本降りになりました。
沢山の観光客は、殆どが中国系観光客です。 ここが中国ではないかと思えるほどの人気スポット。

池を南側から北に向かって見る。
見頃は次の週末に思える景観も、天気が良ければ眩しい紅葉に映ったことでしょう。

池の周りを巡る道から紅葉鑑賞。
水面を見て下さい、しっかり本降り。 傘を差しながらの撮影は一苦労です。 重いカメラを片手で支え、出来るだけ茂る葉の下で濡れないように気遣いながら、観光客の合間を抜いて行きます。


雨の軽井沢になってしまったとはいえ、しっかり紅葉を堪能させていただきました。

撮影しながらの、のんびり3時間半散歩は雨と腰の具合もあってここまでです。 軽井沢のメインストリートで買い物する気力も無くなり、駅に向かいます。
しなの鉄道に乗って、小諸まで。 約30分ほどのローカル線の旅。

この扉、半開きのままです。
実は、この扉は手で開けます。 自動で(運転手操作で)開閉出来るようですが、閉めるときだけ。 ですから乗降の際には乗客が手で開閉。
。。はじめて遭遇したので、少々驚き。

いざ、青春の思い出の地、小諸へ。

10/28撮影@軽井沢
番外編
小諸の駅前ビジネスホテルに投宿したDaimalは迂闊にも眠ってしまい、気が付けばとっぷりと暮れていました。 小諸のメインストリートは40年前に何度か訪れた頃とあまり変わっていないのでちょっと安心(新幹線駅から外れて、寂れたかと懸念していました)。

新蕎麦の季節に信州に投宿しておきながら、夕飯はヒレカツ定食。
「ご飯は栗ご飯にしますか?」との嬉しい特典に感謝。

そして土砂降りになりつつある小諸の夜は更けていくのでありました。

次回は小諸の懐古園散歩です。