猫と暮らしていると、面白いこと、楽しいこと、不思議なことがいっぱいで毎日幸せですよね〜(*´∇`*)
その反面、愛猫の様子がおかしかったり持病があったりすると、心配になるし「悪化したらどうしよう」って不安を感じることも多いと思います。
不安は一度感じると厄介なもの。
占術師を生業としている身としては、この現代社会で大きな不安を感じている人々が如何に多いのか痛感しています。
この先どうなるのか、今どうすればいいのか、先が見えないーーといった不安を。
うちのクロピは4年前、右後足の中指の爪が免疫介在性関節炎に罹患していることが判明しました。
主治医には「この病気は進行性のものです。また、免疫性の病気を発症すると他の病気を併発しやすい」と告げられ、「覚悟しておきます」としか答えられなかった私。
兆候は何ヶ月も前からあったのに気づけなかった。
当時クロピはまだ8歳。毎晩の運動会がなくなって何ヶ月も経っていた。
どうして早く気づいてあげられなかったのか。いや、指の爪が何となくおかしい気はしていたのに、どうして早く病院に連れて行かなかったのか!
進行性の病気だから、このまま悪化していったら…。
自分を責め、クロピの痛みを思うと申し訳なくて…彼女が眠っている間、独りキッチンで泣いたこともありました。
だけど私はクロピの側にいるときは、常に心の中から不安をふり払っている。
飼い主の不安は猫に伝播することを知っていたから。
お母さんの腕の中でスヤスヤ眠る赤ちゃんの様子を例にあげてみましょう。
赤ちゃんの安心感はお母さんに伝わり、その逆もあります。お互いフィードバックしているのです。
お母さんが「最近様子が変だけど、どうして?」と不安に抱っこしていると、赤ちゃんもぐずり始めてしまいます。
この現象は心理学用語で情動伝染というものです。
日本版情動伝染尺度(PDF)
わかりやすく解説しているのはこちら↓
不安の伝播について語られている論文ではありませんが、猫が人の感情を理解していることについて
なぜネコは伴侶動物になりえたのか(PDF 4P)
猫や犬も飼い主の感情や様子の変化に気づいてくれますよね。
一緒に暮らしている家族だもの(^-^)
ずっと痛みを我慢してきたのに(いくらそれが猫の習性ゆえのものだとしても)、そのうえ不安まで与えたくありません。
でも、飼い主が抱く不安は決してネガティヴなだけで不要なものじゃない。この不安は次に異変が起きた日に備える糧となる!(•̀ᴗ•́)و
それでも不安になることはあります。
私も人間ですから(笑)
不安でどうしようもないときや、自分の無力さを嘆いたり、クロピのことを思って悲しくなったら、ペットシッターや猫友に話を聞いてもらうようにしています。
猫ブログを拝読するのも救いになりますね(´▽`)
治療やQOL向上の参考にもさせていただいております。
病気でつらい思いをしているのは、クロピだけじゃない。同じ病気の猫さん、違う病気の猫さん、いろんな猫さんと飼い主さんが闘病生活されていて。
事故や病気で保護された猫さんの記事を読めば、心が痛むし回復を願わずにはいられません。
誰だって病気になりたくてなっているわけじゃない。
愛猫には元気でいてほしい。
それでも病んでしまうのはなぜ?
怪我も病気も、生きていればこそ。
人も猫も、生きているからこそ病気にもなるの。
そして、共に生きているから幸せも感じられる。
苦しいときも元気なときも、いつも一緒だよ、クロピ♡
そう、病める時も健やかなる時も…って、私たち女同士で結婚したみたいだねww
(ФωФ)< やめてにゃ
↑2018年3月の写真。体重は4.5kgでぽっちゃり。蹴りぐるみを枕にして寝ぼけているところを撮りました(相変わらずド下手な写真ですみません)
